
今回の放送は、荒れ果ててしまった農地を活用して
意欲のある県民の方々が農業の知識や技術を学びながら
野菜作りを行える取組み「かながわホームファーマー事業」をご紹介ました。
まずは神奈川県農地課の保谷明江さんに
神奈川県の農業の現状をお話いただきました。
農業の担い手の高齢化や深刻な後継者不足に伴って
荒廃農地と呼ばれる、耕作されなく(できなく)なってしまった
農地が増えているそうです。
そこで県では荒廃農地を土地所有者から借り受けて
農業を学びたい、農作業をしたいという意欲のある県民の方に
耕作をしてもらおう!という取組みを行っています。
以前は「中高年ホームファーマー事業」という事業名でしたが
現在は年齢制限などを解除して「かながわホームファーマー」に変更。
約一年間の体験研修で耕作を実際に体験しながら
農業の基本的な知識や技術を学んでいきます。
地元の農業者や農業を専門としてきた講師が指導員となり、
はじめは鍬の持ち方から指導してくれるため
やる気さえあれば初心者でもまったく問題がないそうです!
実際に研修生として耕作をおこなっている澤畠雄哉さんには
農業研修を受けようと思ったきっかけや、体験の感想をお話いただきました。
トマトやナスなど実技研修で習った野菜の他にも
枝豆やケール、小松菜などを栽培しているそうです。
現在はブロッコリーの収穫を行っているお話や、
今後は奥様のリクエストで神楽南蛮を作りたい!とお話して下さいました。
2023年1月4日(水)から新たに「かながわホームファーマー事業」に
参加希望の方の募集を行います。
研修費用は年間3万円、年齢制限はありませんので
興味がある方は県のホームページをご覧になってください。
応募締め切りは2月3日(金)まで。
電子申請のみとなっていますのでご注意を。
→かながわホームファーマー事業