
黒岩祐治神奈川県知事をスタジオにお迎えし、
「未病改善~咲かせ長寿のいい笑顔~」というテーマで
主にシニア世代の未病改善の取組みについてお話を伺いました。
未病改善に大切なのは「食」「運動」「社会参加」です。
神奈川県では以前からシニア世代の未病改善について様々な取組みを
行っていますが、まずお話いただいたのは「食」から。
現在、神奈川県水産技術センター、水産研究・教育機構、
聖マリアンナ医科大学が共同で
「マグロを継続的に食べることによる未病改善効果」を
検証しているそうです。
みんな大好きマグロには、スポーツ選手の運動機能の改善や疲労回復効果が
期待される抗酸化物質「セレノネイン」が多く含まれているんだとか。
定期的にマグロの血合を食べることで血液にどんな変化があるのか
来年の夏頃には研究成果を公表予定となっています。
(新鮮で高品質なマグロを食べるなら三崎へ!観光も楽しみつつ未病改善!)
→「未病改善にマグロが効くか検証します」神奈川県ホームページ
続いて知事からご紹介いただいたのは「社会参加」。
入居者の高齢化が進む県営団地で、団地住民が共に合唱する取組みを開始
されました。合唱を通じて、住民の未病改善やコミュニティの活性化を
目指しているというお話をしていただきました。
番組後半では「運動」について。
県内在住・在勤の60歳以上のシニアを対象に、
ダンサーの安藤洋子さんご指導の下で新たなダンス表現を作り出すプロジェクト
「チャレンジ・オブ・ザ・シルバー」のお話がありました。
→共生共創事業 神奈川県ホームページ
このプロジェクトは2019年に始動しましたが参加者数は約2,500人!
今日から開幕する「ねんりんピックかながわ2022」の
開会式オープニングアクトに約30名のシニアのみなさんが参加。
最高齢は91歳の方だそうです。
今月11月24日にはワークショップの開催もあります!
→チャレンジ・オブ・ザ・シルバー ワークショップ応募概要
そして最後はついに開幕「ねんりんピックかながわ2022」。
本日11月12日(土)~15日(火)まで開催されます。
全国各地から1万人を超える選手が参加する交流大会では
卓球、サッカーといったスポーツ種目や、囲碁、俳句といった文化種目など
過去最多の32種目が行われます。
一般の方が参加できるイベントなどもありますので
シニア世代だけではなく幅広い世代の方にご参加いただき、
スポーツや文化活動を通して「未病改善で笑顔あふれる人生100歳時代」を
実感していただきたい、という知事からのメッセージもいただきました。
→ねんりんピックかながわ2022