今回は海老名市にある酒蔵、泉橋酒造さんをご紹介しました。
ここは日本酒を作るためのお米(酒米)の一種、「雄町」の栽培から醸造まで
一貫した酒造りに取り組んでいらっしゃいます。
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泉橋酒造の六代目蔵元 橋場友一さんにお話をうかがいました!
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1857年創業、「栽培醸造蔵」と呼ばれる方法で
潤沢なお米と地下100mから汲み上げた丹沢山系の伏流水という
自然の恵みを生かした酒造りを行っています。
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写真には収まり切らないほどの広い田んぼ!
1996年から米作りを開始。酒米の栽培から醸造までを一貫した酒蔵は
全国でも10軒程度、神奈川県内ではここだけだそうです。
地元の酒米農家さんと「さがみ酒米研究会」を組織し、
原料米の研究などを行いながら、44ヘクタールの田んぼで酒米栽培を行っています。
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美味しいお酒を造るには、まずは良い酒米が必要不可欠!という発想から
土づくり、減農薬栽培、米農家さんとの情報交換を大切にしていると
お話してくださいました。
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幻の酒米と言われる「雄町」、酒米の王者「山田錦」、
2014年に誕生した「楽風舞」を栽培されています。
一粒一粒がしっかりとしたお米、それにしても美しい…。
雄町は江戸時代の終わりに岡山県で発見されたお米。
稲の高さが他のお米より高く、140cm程度まで伸びるので倒れやすく
育てるのも大変なんだとか。
お酒にするとフルボディでゆったりとした深いリッチな味わい。
「オマチスト」と呼ばれるファンも多いそうです。
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今年4月には雄町が産地品種銘柄に新登録。
登録されると「神奈川県産」と公に名乗ることが可能であり、
海外に輸出する際もこれを名乗る事がとても重要なんだそうです。
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背の高い雄町と一緒に一枚!
海老名市から世界に向けて、おいしい「神奈川県産」のお酒を
どんどん発信していただきたいですね!
泉橋酒造さんのお酒を購入できるお店や飲める飲食店などを
ホームページでチェックしてくださいね。
→泉橋酒造 ホームページ
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(オマケ)
泉橋酒造の敷地内には「酒友館」という直営ショップがあり
ここで試飲や商品の購入ができます。テラスも素敵なんです!
ということで、収録後に私もいただきました…♡大満足!
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