KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

かながわのバス事情 ~自動運転プロジェクト~

9月は「バス利用促進月間」、9月20日は「バスの日」ということで
今回は神奈川県内のバス事情について
神奈川県バス協会理事長の八郷大文さん、
「自動運転プロジェクト」を研究・推進されている
慶應義塾大学 大前学教授にお話を伺いました。

まずはコロナ禍の影響による利用者の減少や軽油価格の高騰、
乗務員不足など、現在のバス業界がおかれている現状についてお話いただきました。

続いてご紹介いただいたのは「自動運転プロジェクト」。
自動運転を可能にすることで、走行できる車の台数増加と渋滞緩和の
両立から最終的には省エネ(エコドライブ)にも繋がるなど
たくさんのメリットがあるそうです。

自動運転にはレベル1~5まで細かく分かれた段階があり、
現在自家用車へ普及しつつあるのはレベル2の「特定条件下での自動運転機能」。
車線を維持しながら前の車について走る、高速道路での自動運転モード機能など
ドライバーが注意を払いながら運転を維持する必要があるものの、
自動運転の技術・レベル共に年々上がっています。

慶應義塾大学SFCキャンパスでは現在、循環シャトルバスの自動運転が
走行されているそうです!(大前教授いわく、興味があれば乗りに来て下さいの事。)
今後は2025年に自動運転レベル4=完全自動運転の実現を目指しているとのことです。
大前教授からは「自動運転をうまく活用することにより、ドライバーさんが
長く働き続けることができる、皆がいきいきと働ける社会が実現できたらいいと
思っている」というステキなメッセージをいただきました!

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