KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

知っておきたいヤングケアラー・ケアラーのこと

最近よく耳にする「ヤングケアラー」という言葉。
ヤングケアラーとは障がいや病気のある家族などを支え、
家事や家族の世話、介護、感情面のサポートを行っている
18歳未満の子どもの事です。

今回は神奈川県子ども家庭課の遠山芙美子さん、
実際にヤングケアラーを経験された沖村有希子さんをゲストにお迎えし
神奈川県が行っているサポート窓口の紹介や
ヤングケアラーの経験談などをお話いただきました。

年齢や成長に見合わない重い責任や負担を引き受けているヤングケアラーは
学習時間や自分の時間が取れない、友達と遊ぶ時間が持てないなど、
子どもの成長に重大な影響を及ぼす場合があります。

国の調査によればヤングケアラーの内容を知っている人は国民の3割程度。
県子ども家庭課の推計によると、県内では中高生の計2万1000人、
20人に1人がヤングケアラーだとされていますが
実態は把握できていないということです。

周りの人に相談しづらい、自分がヤングケアラーだという自覚がないなど
理由は様々ですが、認知度や周囲の理解を得やすい環境作りを
していく事も必要ですよね。

神奈川県では県内の子ども、若者世代のケアラーが相談できる窓口を
開設しています。LINEでもできますし、携帯端末を持っていない方には
電話窓口も。沖村さんも実際に学校や仕事終わりに役所へ行く時間を
作るのが大変だった体験があると仰っていました。
ケアラー本人に限らず、ケアラーの近くにいる方からの問い合わせも
可能です。

窓口の詳細は…
→かながわケアラー支援ポータルサイト

をご覧下さい。

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