今回の放送は今年で10年目を迎える神奈川県の取組み、
「マグネット・カルチャー」こと「マグカル」について
黒岩祐治神奈川県知事にお話を伺いました。

様々な取組みがあるマグカルですが、今回はその中のひとつ
「マグカル・パフォーミングアーツ・アカデミー」をピックアップ。
神奈川県から舞台芸術の人材を育成するため、声楽・ダンス・演技など
各分野の一流講師陣による実践的なレッスン、成果発表会、定期公演などを
行ってきました。開港から8年目の今年3月を区切りに活動は終了しましたが
アカデミー生のみなさんは現在も様々な分野で活躍されています。

今回はアカデミーのゼロ期生、現在はミュージカル女優として
幅広く活躍されている渡部光夏さんもゲストとしてご登場いただき、
アカデミーに入ったきっかけや、アカデミーで学び感じたことや
影響などについてもたっぷりお話いただきました！


これまで「ブロードウェイミュージカル　ピーターパン」や
「魔女の宅急便」など数々の舞台で活躍されている渡部さんですが、
アカデミーに在籍した8年間で目標・夢としていた
①ピーターパンに出たい　②テーマパークのショーに出たい
③子供向けのミュージカルに出たい　
という3つの夢を全て叶える事ができたというお話が印象的でした。

アカデミーは今年3月に最終公演「紅葉坂メモリーズ」を公演予定でしたが
新型コロナの影響で中止に。最終公演ができず活動終了となったのは
非常に残念ですが、知事いわく今後も県内の行事や広報活動などで
活躍していただく予定！とのこと。

※撮影時のみマスクを外しています。

番組後半では、2021年4月に新設された
県立神奈川総合高等学校の「舞台芸術科」についてお話いただきました。
実は渡部さんも神奈川総合高等学校のご出身。
県立高校で専門的なことが学べることはよい経験になると思います、と
渡部先輩からのメッセージ、いただきました！

知事からは舞台の演者、表現者だけではなく技術スタッフなど
舞台芸術に携わる幅広い人材が神奈川から育って欲しい。
そして神奈川から新しい舞台芸術作品を生み出して欲しい！という
メッセージをいただきました。

形を変えながらも「文化芸術の魅力で人を引き付け、地域のにぎわいを作り出す」
というマグカル＝マグネット・カルチャーの根本的な目的は変わらず！
これからも神奈川県から素晴らしい舞台芸術が生まれる事を期待しています！