神奈川県には「いきいき職員データベース」があります。
これは県職員の皆さんが持つ特技や資格を登録制でまとめたもので、
普段の担当業務以外の県庁業務でも活かしてもらいたい!というもの。
今回はそのデータベースに登録している職員を代表して
お二人の方にお話を伺いました。
普段は小田原県税事務所の所長をされている真間文吾さんの特技は
「ドローン操縦」!!
約6年前、横須賀市にドローンの飛行練習場が出来ることを知り
興味を持ったのが始まりだそうです。
ドローンは災害時や土木部門などで活かせると考え
「いきいき職員データベース」に登録。
県の土木事務所から依頼を受け、平塚の河川改修工事の様子を
撮影したり、豪雨で河川の護岸が崩落した被害状況を記録するなど
本来業務以外でその特技を活かしています。
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実際にスタジオで小型のドローンを操縦していただきました!
職員向けのドローン操縦の講習も行っているそうですが
県職員にもドローンの良さを知ってもらい、
今後も操縦者の育成や、安全に使ってもらえるよう働きかけると共に
企業と連携した事業に協力していきたい。と仰っていました。
変わってご登場いただいたのは、
藤沢県税事務所の管理課長、杉山陽子さん。
杉山さんの特技は…「イベント司会」!!
透明感のある優しい声できっかけや実績についてお話いただきました。
もともと人前でお話をするのが好き、マイクが好き!という杉山さん。
コンサートの司会や朗読、配属された県立高校での呼び出し放送など
様々な場所でお仕事されてきたとのこと。
その実績はもう〇十年以上だそうです!!
「いきいき職員データベース」に登録後はシンポジウム、フォーラム、
表彰式、イベント、映像ナレーションなどでその美声を発揮。
もちろん本来業務に支障のない範囲で対応されているそうですが、
事業やイベントなどに関わる事で、神奈川県は本当に色々な業務を
行っている事を肌で感じているとのこと。
所属は違えど同じ県職員として関わる事で勉強になるし元気をもらえる!と
仰っていました。
行政のお仕事というのは縦割りのイメージがあったのですが、
お二人の話を聞くと、横にも繋がっているんですね。
他にどんな特技をお持ちの方がいるのか…気になるところです。
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