今年4月から成年年齢が引き下げられ18歳以上が成人となります。
引き下げによって変わる事や、起こりうる様々な消費者トラブルに対して
注意すべきことを神奈川県消費生活課の織笠さんに伺いました。

18歳(成人)になると、携帯電話の契約・ひとり暮らしのアパートを借りる
ローンを組む・クレジットカードを作る…など
保護者の同意がなくても契約ができるようになります。
また10年有効のパスポートの取得、
国家資格に基づく職業に就く事ができるようになる…などなど。
(※飲酒や喫煙、競馬・競輪・競艇・オートレースの投票券などの購入や
養子を迎える...といった事は今まで通り20歳になってから、です。)

成年年齢引き下げによって自己判断・自己責任が増えるということですが
大きく変わるのは「未成年者取消権」が適用されなくなるということ。
保護者の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約を結ぶ事が
できるようになる一方、契約には様々なルールがあり
安易に契約を交わすとトラブルに巻き込まれる可能性があります。
契約に関する知識や社会経験の少ない若者を狙う悪質な事業者もいるため
「未成年者取消権」が18歳で使えなくなる4月からはより注意が必要です！

万が一トラブルに直面した際や、契約に関することで困ったら
消費者ホットライン「188(いやや)」に電話で相談しましょう！

→若者を狙った消費者トラブルに注意　(神奈川県ホームページより)