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特殊詐欺への対策をご紹介しました

神奈川県くらし安全交通課の小山内哲也さんをスタジオにお迎えし、
オレオレ詐欺、還付金詐欺など、不安に感じる身近な犯罪への対策を
ご紹介しました。

「特殊詐欺」とは、オレオレ詐欺・架空料金請求詐欺
融資保証金詐欺・還付金詐欺などの総称です。
神奈川県内の令和2年の被害件数は1773件、被害額は約34億円。(!!)
一日平均にすると約4.8件発生、一件当りの被害額は平均で約190万円。
被害者の約9割が70歳以降の高齢者であり、約8割が女性なんだそうです。

最近では複数の犯人が役割分担をして被害者に電話をかける
「オレオレ詐欺劇場型」と呼ばれるものや
警察官や金融機関社員などを名乗ってキャッシュカードを
すり替えたり、だまし取ったりする手口が発生しています。

実際の犯人と被害者の通話音声を聞きながら
小山内さんから有効な対策方法をご紹介いただきました。

被害に遭わないためには犯人からの電話に出ない事が最も重要です。
(特殊詐欺の多くは犯人グループから家庭の固定電話にかかってきます)
通常の留守番電話でも予防効果はありますが
神奈川県では、迷惑電話防止機能付き電話機の設置を呼び掛けています。

いくつかの市町村と連携して、この電話機の購入等の補助事業を
行っています。手続きや補助額などについては
市町村によって異なりますので、お住いの市町村の防犯担当部署に
お問い合わせください。

・特殊詐欺を他人事と思わない。
・相手の話を鵜吞みにして一人で判断しない(相談しましょう!)。
・「還付金」「ATM」「お金」「キャッシュカード」などの言葉が
 出たら詐欺を疑う。
・個人情報を教えない、家族と合言葉を決めておく。

など、普段から心構えをしっかりと。
手口の特徴や対策を把握しておくだけでも全然違います。
特殊詐欺被害ゼロに向け、地域・家族レベルで力を合わせましょう!
※お問い合わせ、相談などは最寄りの警察署へお願いします。

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