KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

キネマの街かながわ

今回は横浜伊勢佐木町にある映画館・横浜シネマリンの代表である
八幡温子さんをスタジオにお迎えしました。

神奈川県には現在33館の映画館があります。
シネコンからミニシアターまで、映画を楽しむ方法は人それぞれ。
八幡さんが代表を務める横浜シネマリンは伊勢佐木町にある
ワンスクリーンの映画館で、最新のデジタル上映用機器に加え
35ミリフィルム映写機を完備しています。
八幡さんいわく「まるで幕の内弁当」のように、一日のうち
邦画、洋画、ドキュメンタリーなど新旧様々な名作の上映を行っています。

昔から映画の仕事に携わっていたわけではなく、
結婚後に移り住んだ茅ケ崎で主婦として映画サークルに参加してから
どんどんと映画の魅力にハマっていったという八幡さん。
そこからどのような経緯で映画館の経営に携わるようになったのか
お話を伺いました。

配信でも多くの映画が見られるようになった現在でも
なぜ人は映画館に行くのか、ミニシアターの魅力や上映する作品を
選ぶ基準など、映画好きにはたまらない話題がたくさん。

そんな八幡さんのおすすめの一本は
ハンガリーのある村を舞台にした長編映画「サタンタンゴ」。
上映時間はなんと7時間18分。
これをシネマリンでオールナイト上映した時は
映画館全体に特別な一体感のようなものが生まれたそうです(笑)
(いやこれは楽しそう。参加してみたい。)

八幡さんも仰っていましたが、シアターの真っ暗闇の中で
日常を忘れて作品に没入できるある種の「旅」ができるところは
映画館で映画を観る醍醐味のひとつですよね!
旅の過程を思い出し、あの期待感を早く味わいたい!(=映画見に行きたい!)
そう思わずにはいられない八幡さんとの時間でした。

横浜シネマリン ウェブサイト

マグカル・キネマ散歩 第三回横浜市伊勢佐木町「横浜シネマリン」

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