KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

認知症とともに生きる

来月9月の「世界アルツハイマー月間」にあわせて
今回は「認知症とともに生きる」というテーマでお届けしました。

お話を伺ったのは「かながわオレンジ大使(※)」として活動されている方と
若年性認知症支援コーディネーターの渡辺典子さんです。

※かながわオレンジ大使とは…
神奈川県民の皆さんに認知症について正しく理解していただくため、
公募によって「オレンジ大使」になって頂いた16名の認知症の方に
その人の思いや、その人らしい活動を発信していただいています。

30代で認知症の確定診断を受けたオレンジ大使さんからは
その診断を受けた時の気持ちや周りの方々の反応、
どのような症状があるか等をお話いただきました。
早い段階で診断を受けていることもあって
生活に支障が出るような症状はほとんどなく、
現在も以前と変わらず働いているという大使さん。
「生活をする上で些細なミスが出ることもあるけれど、
だからと言って出来ないわけではないので、
周りの人たちはそれを取り上げないで欲しい」と
仰っていたのが印象的でした。

渡辺さんも「認知症の方と接する際に気を付けたい事」として
困っているかどうかを考え、困っていたらサポートをする。
「認知症かどうか」ではなく、相手自身を知ろうとする気持ちが大切。
と仰っていました。

認知症については周囲の人が正しく理解をする事、
相手を尊重して接する、相手が望まない事はしないという視点は
とても重要なのではないかと思いました。

9月17日(金)~23日(木)は県庁本庁舎をオレンジ色にライトアップします。
オレンジは認知症サポーターの象徴、オレンジリングの色です。
認知症について一緒に考える機会にしていきましょう。

かながわ認知症ポータル

お話を伺った渡辺さんと♪

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