KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

星空に親しむ夏

今回の特集は「星空に親しむ夏」。
神奈川県立青少年センター科学部科学支援課の山田幸一さんを
スタジオにお迎えし、夏の夜に見られる星座や天体観測の楽しみ方を
お話していただきました。

夏に見られる星座の代表は「夏の大三角」の星座。
七夕の織姫星として知られている「こと座のベガ」、
彦星の「わし座のアルタイル」、「はくちょう座のデネブ」。
この3つの1等星を結んでできる三角形です。
夏の大三角といえば88個ある星座の中でも超メジャー級!(私比)
明るいので見つけやすいのも特徴ですよね。
南の空には赤い色をした「さそり座の1等星アンタレス」を
見る事ができます。火星かな?と思うほど赤く光っているとのこと。

そして8月の観測におススメの日を教えていただきました。

★8月12日~13日の明け方にかけて、
 三大流星群の一つ「ベルセウス座流星群」が極大に!
 一時間に40個ほどの流れ星を見る事ができます。

★8月14日は伝統的七夕。(旧七夕) 
 旧暦では7日の夜は上弦前後の月が出ていて
 これを天の川を渡る船に見立てていたそうです。すてき…。

★8月15日は20頃に「月面X」が見えます。
 月の欠け際のクレーターの縁に日が当たることで
 「X」の文字のように見えるんだとか…!

★8月27日はくじら座のミラが極大に。ミラは332日の周期で
 2.0等から10.1等まで明るくなったり暗くなったりする変光星。

...と、8月中旬から終盤までは星座界はイベントが目白押しです!

ひとりでも多くの皆さんに天体の美しさや宇宙の壮大さを知っていただき、
天文学に関心をもってもらいたいとおっしゃっていた山田さん。
横浜・紅葉ヶ丘の県立青少年センターでは月や惑星、
各季節の星などを天体望遠鏡で観察する星空教室を毎月開催しています。
詳しくは青少年センター科学部のHPをご覧下さい!

神奈川県立青少年センター科学部 インターネット科学館

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