KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

愛され続ける老舗企業 ~鈴廣かまぼこ~

創業150年以上!小田原のお土産といえば「かまぼこ」という
方も多いと思いますが、今回は地元に愛され続ける老舗企業
「鈴廣かまぼこ」が取り組む、地域に根差したかまぼこづくりの
こだわりなどをご紹介しました。
ゲストは鈴廣かまぼこの酒井早佑子さん。


創業は慶応元年(1865年)、小田原代官町で魚商の副業として始まりました。
「鈴廣」という屋号の由来は6代目鈴木廣吉さんの頭文字を取ったもの。
その後、1962年に本店を小田原風祭に進出して工場を建設。
現在では工場や本店、市場、博物館、レストラン、カフェなどを併設する
「かまぼこの里」が観光地として大変有名ですよね!
(私も以前訪れたことがあります!かまぼことちくわを作りました~)

企業理念は「食するとは、生命をいただき、生命をうつしかえること。」
鈴廣のかまぼこは天然素材を使い、化学調味料は一切使わず保存料無添加。
さらにSDGsが叫ばれるようになる前から、地産地消、持続可能な漁法を
行う所からのみ材料を仕入れる、といった持続可能なかまぼこづくりへの
取り組みを続けています。

「うみからだいち」という魚肥を開発し、それを生かした
商品の開発・販売をおこなっているというお話の中では
あの鈴廣さんからジャムが販売されているなんて!と驚きもあり。
また板かまぼこに欠かせない木の板を再利用した
「かまぼこ板絵コンクール」を開催、さらには地域のお祭りへの
協賛・積極的参加…と、様々な社会貢献も行っています。

今後は「お魚たんぱくで世界を健やかに」をミッションステートメントとして
魚肉の可能性を追求していきたい!とおっしゃっていました。

かまぼこを製造、販売するだけではなく、
地域と環境ともきちんと向き合っていることが
長年愛され続ける秘訣なんだな!と分かるお話でした。

→鈴廣かまぼこ

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