今朝ご紹介したのは「産農人育成プロジェクト」。

経営者みたいな農家を作ることを目標に、
横須賀の農家さんや飲食店経営者、横須賀商工会議所が
県立三浦初声高校で行っているプロジェクトなのですが、
今回はこのプロジェクトに協力している横須賀市の農家さん
「鈴也ファーム」の鈴木優也さんにお電話をつなぎ、お話を伺いました。

→鈴也ファーム　（食べチョク）

インスタ映えを考えたカラフルな「レインボー野菜」など
夏・冬合わせて80種の野菜を作っている鈴木さん。
横須賀の農業をかっこよく！そしておいしさを世界中に発信することを
目指し、地元の飲食店を経営する仲間たちとともに
「ヨコスカアグリファミリー」という農業生産法人を
立ち上げているそうです。

→ヨコスカアグリファミリー

産農人育成プロジェクトの考え方は「出口から種をまく」。
種をまく時点で収穫したものがいくらで売れるのかを考え、
また、形が悪いものや傷がついていしまったものも
加工品として販売するなどムダのない農業を目指しています。
鈴木さんは実際に畑で作業しながら農業を指導をされているそうです。

生徒達が開発した商品をヨコスカアグリファミリーが運営する
「横須賀セントラルキッチン」で販売したところ、
なんと30分で完売したとか。

→横須賀セントラルキッチン

非農家の子が農家になるのは難しい。という現状がある中、
農協へ就職したり、ヨコスカアグリファミリーで雇用するなど
農業への気持ちが強い若い世代の子をサポートする体制もバッチリ。

未来を見据え、売るための農業のノウハウを身につけた若手農家さんが
今後、三浦・横須賀からどんどん誕生するのを楽しみになるお話でした！