神奈川県立歴史博物館で開催中の特別展
「かながわの正月ーよい年になりますようにー」をご紹介しました。
横浜・馬車道にある神奈川県立歴史博物館を訪れ、
歴史博物館の学芸員、新井裕美さんにお話をうかがいました。

「大正月」「小正月」にはそれぞれの特徴、目的がありますが
ここでは神奈川県内で行われる「大正月」の行事として
「厚木太神楽」や鎌倉の海沿いの地域などで行われる「船祝い」が
紹介されています。

そして各地域色豊かな行事が多い「小正月」。
県内では山北町だけでの習俗だという「門入道」や、
餅や米粉で作ったお団子を木の枝に刺して神棚や床の間などに
立てて飾る「団子の木」などなど、県内様々な地域で行われる
「モノツクリ」の紹介がありました。
「大磯の左義長」や「チャッキラコ」といった、
全国的に有名な小正月の行事についても学ぶことができます。

展示室冒頭に展示してある大変立派な正月飾りは
横浜市保土ヶ谷区の個人宅で実際に飾られているものを
そのまま展示！あまりのスケールの大きさに驚くこと間違いなしです。

会期は2021年1月24日(日)まで。
地域によって様々な違いがあるお正月の風習をぜひご覧下さい！

→神奈川県立歴史博物館