クリスマスシーズンになるとよく耳にするパイプオルガンの音色。
今回は神奈川県民ホールのパイプオルガンをご紹介しました。
お話を伺ったのは、オルガニストで
県民ホールオルガンアドバイザーの荻野由美子さん。
オルガンの仕組みから実際の演奏まで、荘厳な響きを放つ
パイプオルガンの魅力をたくさん語っていただきました。


形や素材も違う2024本(!)からなる県民ホールのパイプオルガンは
1975年1月の開館に合わせ、ドイツのヨハネス・クライス社によって
小ホールに設置されました。今では多くのホールに設置されていますが
当時公立の音楽ホールに設置されたのは神奈川県民ホールが初めて。

オルガンは「一台でオーケストラ」と表現されるほど
様々な音色を表現できるのですが
荻野さんが両手、両足をフルに使い演奏される姿は
そのロマンチックな音色からは想像つかないほどアグレッシブ！圧巻です。

神奈川県民ホールではほぼ毎月お昼の時間を利用した
「オルガン・プロムナード・コンサート」を開催しており
入場無料のものもあります。（公演情報についてはHPを。）
また県民ホール開館45周年記念として、この県民ホールの
パイプオルガンで演奏したCD「パッサカリア」を発売しました。
忙しい師走の時期、体も気持ちも焦りがちですが
心地良いパイプオルガンの音色をそれぞれのスタイルで
楽しんでみてはいかがでしょうか。

→神奈川県民ホール

→神奈川県民ホールのパイプオルガン