KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

河川湖沼の魚たち

「神奈川県水産技術センター内水面試験場」をご存知ですか?
「センター内/水面試験場」ではなく「センター/内水面試験場」です!
(これは最初、私が実際に勘違いしていた例です。とほほ。)
ここは神奈川県内の豊かな川や湖などに生息する、
淡水魚に関する研究を行っています。
神奈川の川魚といえばココ!内水面試験場!なのです。

今回は内水面試験場の技師、本多総さんをスタジオにお迎えし
本多さんの淡水魚愛と共に、施設の概要や神奈川県の水域環境を
お話しいただきました。

水域環境の保全という点では、外来種の問題も深刻です。
釣りでは人気のブラックバス類は、アユや在来の魚などを捕食し
漁業被害や生態系のかく乱をもたらす魚として
環境省の特定外来生物に指定されています。

内水面試験場では宮ケ瀬湖においてダム管理者と連携し
外来魚の防除方法の開発・防除を実施。
生息数を減らすことに成功しました。

丹沢ではヤマメに関する研究もおこなわれています。
容姿端麗、食べれば美味しい…と人気者のヤマメですが
天然ヤマメと養殖ヤマメを交配した「半天然ヤマメ」がいるとは。

内水面試験場は相模原市の相模川自然の村バス停から徒歩5分の
ところにあります。実はここ、場内に見学コースがあり
様々な淡水魚を観察することができます。
かわいいかわいいホトケドジョウも見られるのかな...。
次回はぜひ実際に訪れてみたいと思いました。

→神奈川県水産技術センター内水面試験場

top