
9月は「世界アルツハイマー月間」。
認知症の基礎知識や改善方法、学生が開く地域交流カフェについて
神奈川県高齢福祉課の宮崎晃子さんと
岩崎学園横浜リハビリテーション専門学校・作業療法科の
田中ひより(4年)さんをスタジオにお迎えしお話を伺いました。
神奈川県では「認知症未病改善」の考え方を踏まえた取り組みを
推進しています。認知症高齢者は2025年に全国で約700万人、
65歳以上の高齢者の約5人に1人に達するといわれており
決して他人事ではなんく「自分自身のこととしてとらえる」という
認識をもつことが大切です。
またご家族や周囲の方はどのように接すれば良いのか。という
質問には認知症の人への対応の心得として3つの「ない」を
教えていただきました。
1.驚かせない 2.急がせない 3.自尊心を傷つけない
認知症の方への対応方法の正解は一つではなく
その方その方に合わせた対応をとる必要があります。
神奈川県では認知症の人と家族が相談できる窓口もあります。
→かながわ認知症ポータルサイト をご覧ください。
岩崎学園の学生、田中さんには「つなぐカフェ」について
お話しいただきました。
ここは岩崎学園 横浜リハビリテーション専門学校の学生さんが
サークル活動の一環として月に一回
学校で開いている地域交流カフェです。
(現在はコロナの影響で休止中)
健康に関する講座やオリジナル体操、季節の作品作り、
ボッチャ大会、簡単な体力測定の実施など
様々なアクティビティを用意しているとのこと!
現在は集まって活動を行うのが難しいため、
動画での配信を予定しているそうです。
今後は「つなぐカフェ」の名前どおり、高齢の方だけではなく
様々な方と地域をつなぎ共生社会に根差した取り組みを
していきたい!とのことでした。
→岩崎学園 横浜リハビリテーション専門学校