がんは日本人の死亡原因の第一位です。
9月は「がん征圧月間」ということで
早期発見・早期治療の大切さ、患者や家族を支える取組みについて
神奈川県立がんセンター患者会「コスモス」の前代表で
ご自身も2度のがんを経験された緒方真子さんに
お話をうかがいました。

ご主人の転勤先、アメリカで一度目のがんが見つかった時の
不安、病院の対応、そしてご近所さん達から受けた親切な
サポートがその後のボランティア活動の原動力になったというお話、
その後、横浜で受けた検診で見つかった二度目のがん。
早期発見・早期治療を受ける事が大切と改めて感じたというお話など
様々な困難を乗り越えてきた緒方さんの強さ、
同じ位の優しい雰囲気を感じながら聞き入ってしまいました。

また緒方さんが以前代表を務められていた患者会の必要性や
参加方法についてもお話しいただきました。
患者さん達のエピソードを伺う中で、緒方さんも仰っていましたが
「人は必要とされた時に生きている実感が持てる」んだなぁと、
このお話が一番印象的でありました。

がんは痛みなどの症状が出る前に発見、治療をすることができれば
治る可能性が高くなります。
自覚症状のない健康なときから定期的にがん検診を受けましょう。