KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

図書館活用術

今回は「図書館活用術」をお届けしました。
神奈川県立図書館の資料部長、小松晶子さんと
調査閲覧課長、森谷芳浩さんをスタジオにお迎えし
県立図書館の活用方法や貴重な本のコレクションをご紹介。
暑い毎日が続きますが、涼しい図書館で楽しむヒントになりました!

神奈川県内には二つの県立図書館があります。
社会・人文系に特化した県立図書館(桜木町駅から徒歩10分)と、
自然科学・産業技術系に特化した県立川崎図書館(溝の口駅から
徒歩15分、かながわサイエンスパーク内)です。
横浜駅近くのかながわ県民センターには、県立図書館横浜西口カウンターも。
こちらでは県立2館のホームページから予約した図書の貸出、返却、
図書館カードの登録ができます。

県立図書館には雑誌の創刊号コレクションやベストセラーズ文庫など
珍しい本もたくさん。中でも当時360万部も売り上げた
戦後初のベストセラー「日米會話手帳」という英会話本は
国会図書館でも所蔵していないそうです。
また調べもののサポートをしてくれる「レファレンスサービス」も!
今まで知らなかった図書館の活用法を教えていただきました。


そして県立図書館の特徴といえばもう一つ、その建築物の美しさです。
ホローブリックと、ルーバーという二つの特徴があり、
昼間は外の光をほどよく館内に取り入れ、夜は館内の光を外に照らし
その外観をみるためにわざわざ県立図書館を訪れる方もいるほど。
館内に西日が差し込むのを防ぐ役割があるルーバーという
板状の柱のような構造物も緻密な計算のもとに設置されています。

これから再整備が行われる県立図書館ですが、
新型コロナウイルス感染対策も徹底されています。
遠出はしにくいこの夏、県立図書館で調べものや
読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。

神奈川県立の図書館ホームページ

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