
今回は「図書館活用術」をお届けしました。
神奈川県立図書館の資料部長、小松晶子さんと
調査閲覧課長、森谷芳浩さんをスタジオにお迎えし
県立図書館の活用方法や貴重な本のコレクションをご紹介。
暑い毎日が続きますが、涼しい図書館で楽しむヒントになりました!
神奈川県内には二つの県立図書館があります。
社会・人文系に特化した県立図書館(桜木町駅から徒歩10分)と、
自然科学・産業技術系に特化した県立川崎図書館(溝の口駅から
徒歩15分、かながわサイエンスパーク内)です。
横浜駅近くのかながわ県民センターには、県立図書館横浜西口カウンターも。
こちらでは県立2館のホームページから予約した図書の貸出、返却、
図書館カードの登録ができます。
県立図書館には雑誌の創刊号コレクションやベストセラーズ文庫など
珍しい本もたくさん。中でも当時360万部も売り上げた
戦後初のベストセラー「日米會話手帳」という英会話本は
国会図書館でも所蔵していないそうです。
また調べもののサポートをしてくれる「レファレンスサービス」も!
今まで知らなかった図書館の活用法を教えていただきました。
そして県立図書館の特徴といえばもう一つ、その建築物の美しさです。
ホローブリックと、ルーバーという二つの特徴があり、
昼間は外の光をほどよく館内に取り入れ、夜は館内の光を外に照らし
その外観をみるためにわざわざ県立図書館を訪れる方もいるほど。
館内に西日が差し込むのを防ぐ役割があるルーバーという
板状の柱のような構造物も緻密な計算のもとに設置されています。
これから再整備が行われる県立図書館ですが、
新型コロナウイルス感染対策も徹底されています。
遠出はしにくいこの夏、県立図書館で調べものや
読書を楽しんでみてはいかがでしょうか。
→神奈川県立の図書館ホームページ