
今回は相模原市に伝わる「照手姫伝説」と
神奈川県が開発した「照手のハナモモ」をご紹介しました。
相模原市の上溝周辺にお住まいの方なら
「てるてといえば...、てるて通り?てるて橋?」と
頭に浮かぶ方が多いかもしれませんね!
この「てるて」というのは絶世の美女「照手姫」と
小栗判官の恋物語「照手姫伝説」が由来となっています。
この「照手姫伝説」にまつわるお話や
相模原市にある伝承地、照手姫の名がついた商品などを
相模原市の学芸員、柳川雅史さんにご紹介いただきました。
架空の物語なので、ストーリーのバリエーションも豊富。
「めでたしめでたし」と言えるようなコイバナもあれば、
「そんなぁ...」と言いたくなる悲恋バージョンもあります。
(ネットで調べてみると色々な照手姫伝説が!)
さらに県の園芸試験場で開発され、
「照手」の名前がつけられたハナモモもある!ということで
神奈川県園芸試験場の職員だった岡部誠さんに
その開発秘話や「照手シリーズ」のハナモモが楽しめる
場所を教えていただきました。
「照手桃」「照手白」「照手紅」「照手姫」「照手水密」
と5種類ある色鮮やかな照手シリーズの見頃は
3月下旬から4月上旬。
街路樹にも植えられていますが、
市内の横山公園や麻溝公園でも見ることができるとのこと。
まさに今!楽しめるお花ですので歩きながら探してみては
いかがでしょうか。