今回は「手話の世界へGO！」がテーマ。

神奈川県地域福祉課の矢澤理香さん、
そして実際に手話を使って生活している
神奈川県聴覚障害者連盟の会員＆手話の講師、
仁木尚美さんをゲストにお招きして
手話通訳者の長沼悦子さんにご協力いただき
神奈川県の手話普及の取組みや手話への思いなどを伺いました。

県では手話の普及にむけて様々な取り組みを行っています。
手話によるあいさつや、聴覚障がい者へのサポート方法などを
分かりやすく解説した「手話学習用冊子」を作成、配布をしたり
企業などが行う手話講習会への講師派遣、
手話普及イベントなどを開催しています。

聴覚障がい者である仁木さんから経歴や
日常で苦労する点を伺いました。
災害時、聴覚障がい者向けに情報を提供するテレビ番組が
少ない、手話と字幕の両方があると理解しやすいなど
「電車やお店の中で非常事態が発生した時は私も
出来る限り協力しなければ」と思うお話でした。

私、一年ほど手話を習っていたのですが
その理由は「手話できた方がいいじゃん。なんとなく。」と
非常に（もう言うのも恥ずかしいくらい）漠然としたものでした。
聴覚障がい者の先生から基本的な会話や指文字を習いましたが
当然手話も「言語」のひとつなので、習得するのが大変！
それでもコミュニケーション手段が増えるのは
とってもいい事だ！早くマスターしたい！と思える時間でした。

…なんて、過去形の言い方ですが、
今回の放送がきっかけでまた手話を勉強し直そうと思っています！

手話普及のための推進イベントもご紹介いただきました。
12月1日(日)クイーンズスクエア横浜で
「手話の世界へGO！～めざそう！手話で話せる街　かながわ～」
が開催されます。手話パフォーマンスや手話による絵本の読み聞かせ、
ゲストの仁木さんも講師として参加される手話講習会など
みなさんが参加できるプログラムが盛りだくさんです！

神奈川県の手話言語の普及推進については
ホームページもご覧ください。

→神奈川県ホームページ　手話言語の普及推進