
神奈川の夜景はバリエーションが豊富。
横浜みなとみらい地区のカラフルな都会の夜景、
県西部の山々から平野を見下ろす俯瞰夜景、
そして力強く輝く川崎の工場夜景など。
特に工場夜景は、バスや屋形船に乗ってたのしむツアーもあり
「工場夜景萌え」なんてワードもあるほど人気です。
今回は長く工場夜景を撮影しているカメラマンの
青木秀道さんに川崎工場夜景のみどころなどをご紹介いただきました。
川崎駅からバスに乗り、到着した先は扇橋。
工場夜景スポット愛好家の定番スポット、
昭和電工の巨大プラントが目の前に現れました。
その圧倒的存在感にしばし興奮...。
まだ日が暮れる前でしたが、ここで青木さんがカメラをセット。
なんと私にも体験させていただけるということで、
金子、初めてのカメラ体験。
川崎の工場地帯は規模も大きいため、夜景に奥行き感があり、
さらにそのエリアごとに違う景色を楽しむことができます。
本来、夜景を見せるために作られたものではなく、
保安など必要があって取り付けられたライトにも関わらず
その配置、煌びやかさがまるで観賞用に作られたような美しさを
かもし出しています。
機械の音やにおいなど、五感で楽しめるのも工場夜景の魅力。
運河に写り込むライトも美しいですね!
日が完全に暮れたころ、その存在感がさらに増します。
川崎は日本を支えるエネルギー産業が集積している工業地帯。
寝ずに日本を支えている工場の姿を感じることができます。
静かに「シュンシュンシュン…」と音をたてながら
24時間止まらずに動き続ける姿はとても健気でもあります。
まるでSF映画の世界に飛び込んだかのような感覚を覚える工場夜景。
石油工場、化学工場、発電工場など、種類によって見せる
夜景の表情はまったく異なるそうです。
ただし、各企業や工場が第一に掲げているのは「安全」です。
企業の敷地内や線路など、立ち入り禁止区域に入るのは絶対NG!
ルールを守って楽しみましょう!