
今回は病気や傷ついた野生動物を約40年救護してきた
神奈川県厚木市七沢にある「県立自然環境保全センター」の
活動をご紹介しました。
→県立自然環境保全センター
お話を伺ったのは、自然環境保全センター・自然保護課の渡辺郁美さん、
そして野生動物救護ボランティアの鈴木馨さんです。
窓ガラスへの衝突や交通事故、皮膚病など様々な理由で
センターに運ばれ救護されてきた野鳥や哺乳類を救護する
「傷病鳥獣救護事業」をスタートさせてから約40年。
保護した野生動物は217種類、約24,000(個体)に及びます。
交通事故や窓ガラスへの衝突、皮膚病など
自然環境保全センターに運ばれてくる理由は様々ですが、
中でも多いのが誤認保護なんだそうです。
誤認保護とは、野生動物が子育ての時期を迎える春から夏にかけて
地面にいるヒナを見かけて、巣から落ちて迷子になり弱っていると
思い保護すること。
実際は巣立ちの訓練中に休憩をしているだけで、
近くで親がそっと見守っていることが多いんだそうです。
傷ついた野生動物を発見したら、まずは電話連絡を!
状態・状況を確認するためにも事前の電話連絡が
大変重要となります。
もし傷ついている野生動物を見つけた時、何をしたらいいのか
その時はこちらのページを参考にしてくださいね。
→ケガや病気の野生動物を見つけたら・・・
また、ゲストの鈴木さんが参加している野生動物救護ボランティアに
ついては下記のページなどをご覧ください。
→自然環境保全に関わるボランティア