KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

神奈川県っていつできたの?

今回は神奈川県立歴史博物館の主任学芸員、丹治雄一さんを
スタジオにお招きし「神奈川県っていつできたの?」という
素朴かつ壮大なテーマに沿って、神奈川県の県名の由来や
その成立の変遷についてお話をうかがいました。

間もなく151歳になる神奈川県。
体制や名称、行政区画など、どこをとって判断するかによっても
様々な考え方がありますが、横浜裁判所が置かれた
慶応4年(1868年)3月19日を立庁記念日としています。

現在の東京都町田市をはじめ、多摩地域はかつて神奈川だった!
というお話も大変興味深いものでした。
様々な要因から1893年に多摩三郡が東京府へ移管され現在の形に。
意外にも全国43位(下から5番目)の小さな県なんですね。

立庁時からほとんど場所が動いていない県庁本庁舎ですが、
実は日本で一番海に近い県庁舎でもあります。
現在の本庁舎は、知事が実際に執務をしている庁舎の中では
大阪についで2番目に古い建物なんだそうです。

神奈川県が編さんした「神奈川県史」は、県立図書館や公文書館で
見る事ができます。また丹治さんがいらっしゃる県立歴史博物館でも
近代の神奈川の歴史を知ることができる様々な資料を所蔵しています。

4月27日からは歴史博物館にて「横浜開港160年横浜浮世絵」が
開催されます。横浜浮世絵を一堂に集めた壮大な特別展で
初代・2代目の県庁舎が描かれているものもあり、
今回のテーマにもピッタリです!
ぜひこちらもご覧になってみてくださいね。
(チケットプレゼント、ご応募お待ちしております!)


神奈川県立歴史博物館

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