今日ご紹介したのは「湘南小麦プロジェクト」。
伊勢原市のパン屋さんや農家のみなさんがこだわりの製粉や
麦踏み、麦刈りなどの食育、地産地消に取り組む活動です。

まずは伊勢原駅から約20分ほどのところにある
大人気のパン屋さん「ムール ア・ラ ムール」へお邪魔しました。
お話を伺ったのは、オーナーシェフの本杉正和さん。

本杉さんのお師匠さんである故・高橋幸夫氏が
「地元・神奈川県産の小麦を使ってパンを作りたい」という思いから
設立した「湘南小麦プロジェクト」についてお話いただきました。

「湘南小麦」とは、小麦の品種名ではなく
県内の契約農家さんが育てた小麦、3品種をブレンドしたもの。
小麦本来の味わいや香りを生かすため、石臼でゆっくりと挽きます。
焼きあがった時の香りも味わいも全然違います！とのことでしたが
試食させていただいた、ムール ア・ラ ムールのバケットは
今まで味わった事のないくらいの香ばしさ！

本杉さんからお話をうかがいながら
（絶対、帰りに買って帰ろう～！）と頭の片隅で考えていたのですが
収録が終わる頃にはもうバケットは売り切れ！
次から次へと、お客様が途切れることなく訪れる人気店なのです。


→ムール ア・ラ ムール

「湘南小麦プロジェクト」の活動で忘れてはいけないのが「地産地消」。
麦がどう育つのか、実際に畑を訪れ麦踏みや麦刈りなどの
体験をすることができる「麦踏み塾」も、大人から子どもまで
参加できる人気のイベントです。

ではでは私も麦踏みをしてみたい！ということで
次にお邪魔したのが、同じく伊勢原市内の小麦畑！

湘南小麦を契約栽培している農家の内藤正行さんと一緒に
ギュッギュッと麦踏み体験をしながら
湘南小麦の魅力やプロジェクトのお話をうかがいました。

近々行われる麦踏み塾の食育イベント「麦踏み体験」は
2月25日(月)午前11時30分～午後4時まで。
伊勢原市内の小麦畑で開催されます。
内容などの詳しい情報は麦踏み塾のホームページをご覧下さい。

→湘南小麦プロジェクト・麦踏み塾