一年で最も交通事故が多いと言われる12月。
年末の交通事故防止運動や、飲酒運転根絶強化月間など
防止のための色々な運動が行われています。

今回は神奈川県くらし安全交通課の川上順也さんを
スタジオにお迎えし、神奈川県の交通情勢の実態や
交通事故を防止する方法をうかがいました。

年間ベースでみると、一日当たり平均78.2件の交通事故が
起こっているそうです。時間にすると、なんと18分25秒に1件。
一年で最も事故の発生が多い12月は
1日当たり平均86.4件。16分40秒に1件です。

「師走」の名の通り、普段より急いでいる人が多いことや
日が暮れるのが早いことが原因ですが、
発生件数はやはり16時～18時の夕暮れ時が多いそうです。

自動車・二輪車・自転車など、乗り物に乗っている人は
・早めの点灯
・路上のあらゆる危険を早期に発見すること
・ハイビームを上手に使う事

歩行者・自転車に乗っている人は
・反射材を活用する事
・夜間の道路では黒っぽい服よりも白っぽい服の方が
　運転者からよく見える

などの注意事項を教えていただきました。
（ながらスマホはもってのほか！）
（飲酒運転もぜったいにやめましょう！！！）
（泥酔で道路で寝てしまうなんてことも絶対にダメ！）

神奈川県では通勤などで利用する人が多いためか
二輪車（バイク）の事故が多く、
全国平均の1.5～2倍くらい発生しているそうです。
年末は交通量や飲酒の機会が増えることで事故が多発します。
運転する人もしない人も、
改めて交通マナーやルールを確認しましょう。