
「認知症」という言葉は色々なところで耳にしますよね。
実際に身内などにも、そうした人がいらっしゃるという方も
多いのではないでしょうか。
今週は神奈川県健康増進課健康づくりグループ、滝田ゆきこさんを
スタジオにお迎えし、改めて「認知症」の主な種類や特徴、予防方法などを
教えていただきました。
65歳以上の高齢者の認知症の人は
平成37年(2025年)には約700万人、5人に1人になると見込まれています。
(厚生労働省推計)
普通の物忘れと認知症には大きな違いがあります。
例えば、朝食に何を食べたかを思い出せなくても、
食べたこと自体は覚えているのが、「普通のもの忘れ」。
朝食を食べたこと自体覚えていないのが、「認知症」です。
いくつか種類はありますが、アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症で
認知症全体のおよそ9割を占めています。
現在、「これを服用すれば認知症が完全に治る!」という薬はありませんが、
薬で進行を遅らせることは可能です。
認知症予防のために有効なのは「生活習慣の改善」が大切なんだそうです。
バランスの取れた食事、適度な運動、規則正しい生活。
特に、認知症リスク軽減には「コグニサイズ」も有効ですよ!
(コグニサイズについては、こちらをご参照。)
神奈川県では今からできる認知症の備えへの取組みとして
12月2日(土)13時から16時まで、パシフィコ横浜にて
「未病改善県民シンポジウム 今からできる認知症への備え」を開催します。
事前申し込み制ですが入場料は無料となっています。
詳しい内容については県のホームページをご覧ください。
また、神奈川県では認知症に関する相談窓口やコールセンターもあります。
ご家族の方、周囲の方、そして自分。どんな風にケアをしたらいいのか。
もしもの時はどうしたらいいのか。
少しでも悩みがあればぜひご活用くださいね。
⇒神奈川県 認知症の相談窓口リスト
⇒神奈川県 かながわ認知症ポータルサイト