
今回は「文化芸術の秋を楽しもう!」というわけで
神奈川県にゆかりのある伝統文化を新しい発想で活用し
現代を生きる文化芸術として再生、発信する特色ある取組み
「カナガワ リ・古典プロジェクト」
をご紹介しました!
今年で5回目となるリ・古典プロジェクト。今回は大磯町で開催されます!
民俗芸能のお囃子の演奏、歌舞伎舞踊、現代音楽とコラボした日本舞踊など
大磯町を中心とした地域の伝統文化にスポットを当てて披露します。
スタジオには、平塚市指定無形文化財の前鳥(さきとり)囃子を継承する
前鳥神社囃子太鼓保存会のメンバー、肥沼絵美子さんと
神奈川県文化課の柳生陸さんにお越しいただきました!
生まれも育ちも平塚、小学生のころから前鳥囃子に携わる肥沼さんから
前鳥囃子の説明をしてもらいつつ、お持ちいただいた面(とても貴重な物!)を
喜んでつけながらお話をうかがう私。
前鳥囃子は笛と鉦のリードで、大太鼓1張、小太鼓4張で演奏されます。
お話を伺っている間にも後ろで流れていましたが、
お囃子というのは、なんともテンションが上がりますな!日本の心!
実際に前鳥囃子で使用する面もお持ちいただきました!
(私は手前にある狐が大のお気に入り)
前鳥囃子は、「里神楽」という面をつけて踊る舞が伝わって残っていますが
これは他の祭り囃子では使わっていないことが多く、珍しいんだとか。
またこれらの面が意外と重いことにも驚き!
今年の「カナガワ リ・古典プロジェクト」は伝統芸能公演の他に
ワークショップや花火の打ち上げもあり、一日楽しむ事ができます。
11月5日(日)、大磯港 芝生広場ステージにて開催されます!
雨天の際は、聖ステパノ学園講堂「海の見えるホール」で開催。
うーん。でも、日が暮れるころから海の近くで伝統芸能を堪能できるって
ステキではないですか?!あぁ、絶対に晴れてほしいな。
入場無料、事前申し込みも不要ですよ!
気になる方は「リ・古典 2017」で検索してみてくださいね。