KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

森は水のふるさと

秋の行楽シーズン真っ最中。
山歩きや紅葉を観に行かれる方も多いかと思います。
今回は改めて、山・森林について考えてみませんか?
というわけで、神奈川県が行っている「水源の森林作り」について
神奈川県水源環境保全課の星台司主事と、
有馬瑠奈主事にお話を伺いました。

Img_62271 (漫画に出てきそうなお名前の二人です…!余談。)

相模川や酒匂川の上流部にある森林を
水源の森林」と呼んでいます。

この森林は「緑のダム」とも呼ばれているのですが、
その名の通り、雨水を一時的に蓄えて
綺麗にしながら濾過し、時間をかけて川に流す動きがあります。
ただ木や草を生やしておけば大丈夫。というものではなく、
間伐や枝打ちを行い、森林をきちんと整備しなくてはいけません。
実際、間伐や枝打ちとはどんな作業なのか詳しく教えていただきました。

そして神奈川県では、「水源環境保全税」というものがあり、
県民のみなさんに特別な負担をお願いしております。

今回、この税金の適用期間が、平成29年から平成33年までの
5年間延長されることが決定したというお話も伺いました。

私達が普段、安心して水道のお水を利用できるのは
こうした活動があるからこそ、なんですよね!
みなさんに水源の森林づくりへの理解を深めていただくため、
実際に間伐や枝打ちなどの作業を体験する機会もあるそうです。

主催しているのは「かながわトラストみどり財団」。
鎌倉市、秦野市、南足柄市、箱根町、真鶴町、湯河原町など
県内各地で行われています。
早朝から空気の澄んだ森林で身体を動かしたら気持ちいいだろうなぁ。

((申し込み方法など、詳しくは「かながわトラストみどり財団」のHPを
ご覧いただきたいのですが、一番近い日程だと
11月19日(土)湯河原町鍛冶屋で間伐の体験が行えるそうですよ!))

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