
今回、私は中央線に乗って相模湖へ。
都心からも近く、レジャーで多くの人が訪れる場所ですが
そんな相模湖に隣接している「相模湖交流センター」をご紹介しました。
ここの多目的ホールでは、様々な音楽家たちがレコーディングを行い
「録音の聖地」とも言われているんだそうです。
あれ?でも名前が「多目的ホール」ってことは、
音楽専用ホールでは…ない?
それでも何故、音楽家たちに愛されているのでしょうか?
ゲストの「相模湖交流センター」館長の秋山道夫さんにお話を伺いました。
館長の秋山さんと。建物はとっても綺麗です!
中央線相模湖駅から歩いて約15分。相模湖の真横です。
((お話を伺った時、多目的ホールは
とあるイベントのリハーサル中だったので
写真がないのです。ごめんなさい。))
ジャズピアニストの国府弘子さん、二胡奏者のチェンミンさん、
ヴァイオリニストの堀米ゆず子さんといった
一流の音楽家に愛されているホール。
なぜ音が良いのか秋山さんに尋ねてみました。
「すべて木で出来ている事、舞台の下が空洞であること。
一応、残響時間など、音楽ホールとしての設計がされている。
しかし椅子も可動式、厳密な音楽専用ホールとして作られていないので
音が良いのは神様からの贈り物としかいいようがない」
とのことでした。
ちなみに収容人数は456人。
大きすぎず小さすぎず、とても居心地のいい広さです!
さらに、ここの多目的ホールには日本でもめずらしい
「ベーゼンドルファー」という、ウィーンの稀少なピアノが置いてあるのです。
一流音楽家に愛され「録音の聖地」と呼ばれるようなホールですが
ここは県の施設。そう、みなさん使用する事ができるんですよ!!
施設使用料だってかなりお手頃です。
地元合唱団や吹奏楽団の発表、敬老会、ピアノ教室、
成人式、学園祭などなど、色んな活用方法がありますよ~!
(そうだ、ここは多目的ホールでした。)
9月18日(日)、9月19日(月・祝)には
県立相模湖公園の野外特設ステージ(ちょうど上の画像のあたり)で
「さがみ湖野外バレエフェスティバル2016」が開催されます。
自然に囲まれた素晴らしい施設です。
夏が終わればやって来るのは(芸術の)秋。
湖のほとりで上質な芸術に触れてみてはいかがでしょうか。