黒岩県知事をスタジオにお迎えしてお送りした今回のテーマは
「東日本大震災から５年」。
混乱した状況の中、震災が発生してまもない４月に知事就任。
人生観を大きく変える出来事だったとお話されていました。

 現在、神奈川に避難されている方は３７２６人。（平成２８年１月１日時点）
まだまだ多くの方々が神奈川県で避難生活をされています。
神奈川県では平成２３年６月から県内避難者に対し、
「介護」「就労」「子育て」などいろんな課題について
臨床心理士などの専門相談員による戸別訪問を行っています。

また、県庁第二分庁舎１階には
避難者の方々からの様々な相談に対応したり
被災地に関する情報や支援の提供などをおこなう
「東日本大震災　支援・情報ステーション」が設置されています。

岩手県洋野町で発生した、災害廃棄物（漁網）の受け入れが
きっかけで生まれた、「絆」についてもお話いただきました。

震災から５年。
メディアで震災を取り上げる機会が減ってきたように感じていました。
離れていると見えない「被災地の今」もたくさんありますが、
日常を取り戻した方もいらっしゃれば、まだまだ頑張っている方も
たくさんいらっしゃいます。
５年前のこと、そしてこれからのこと、
大切なのは「あの日を忘れない事」なのかな。と感じた時間でした。