
今回「里親制度」に関する神奈川県の取り組みをご紹介しました。
「里親制度」とは、親の病気や離婚、虐待など
様々な事情によって家庭で生活できなくなった子どもを
児童相談所の決定によって、委託受けて育てる制度のこと。
(通常は子どもが乳児から18歳までの時期です。)
期間は1カ月程度の短期から数年間の長期まで様々だそうです。
「3日里親」という活動もあるとか。
私は「里親」というと、子どもを引き取って本当の実子のように育てる。
というイメージを持っていたのでこれはビックリ。
特定の大人と生活を共にすることで、
安心感を得る事が出来るしそれが自分への自信に繋がったり
生活技術を身に付け、家庭の数だけライフスタイルがあるんだよ。
という事が分かるのかなと思いました。
神奈川県では、県所管内に5か所ある児童相談所が
各地域の相談窓口、里親の認定などを行い、
今回お話を伺った矢内陽子さんがいらっしゃる
「里親センター ひこばえ」が自治体向けのセミナー開催や、
ワークショップによる里親の支援などを行っています。
「里親センター ひこばえ」は2015年6月に開所した施設。
海老名駅から徒歩10分のところにあります。
里親向けの交流スペースや、専門員への相談窓口を設置しています。
来月、11月14日(土)には「神奈川県里親大会」が開催されます。
一般の方も参加可能です。
講演会を中心に里親制度の啓発を目的とした大会です。
「里親制度」について興味を持たれた方や
詳しい活動内容など、リンク先を参照してみてくださいね。