
みなとみらい線元町・中華街駅から歩く事数分。
外国人墓地のすぐそばにある、横浜地方気象台に行って来ました!
歴史を感じるアールデコ調の建物は昭和2年に建てられたそうです。
この看板といい、暖かみを感じる内装といい
横浜はこういう建物が本当に似合う。
スリッパに履き替えて中に入ります。
一枚板の階段がとてもよし。
↑本庁舎。
この画像には映っていませんが、
渡り廊下で繋がっている第2庁舎は、すごく近代的な建物です。
今回お話を伺った、気象情報官の小林高枝さんと!
本庁舎の3階展示室には、気象台で使用していた過去の観測機器がズラリ。
雨の降り始めを感知するものや、人間の髪の毛で湿度を計るものまで!!
人間の髪の毛で湿度を計る。という発想がすごい…。
でも確かに髪質によっては湿度が変わると広がったりしますよね…。
(金髪が良いとの事。日本人の黒髪はあまり向かないそうです。)
屋上に出てみました。キレイな青空です。
あれは何を観測するものでしょうか?
この建物にある物は何でも「観測する物」に見えてしまいます。
ちなみに、横浜市内はもちろん、富士山や丹沢まで綺麗に見えました!
本庁舎から第2庁舎への渡り廊下。
白い風船…これはなんだ?
→高層気象観測用の「ゾンデ」というものだそうです。
地上から30キロまでの高さの気象を観測。
小林さんにお話を伺っていたのはココ。
「露上(ろじょう)」といいます。
気温・湿度・降水量・積雪の深さなどをここで観測しています。
温湿度計の近くには近づけません。少し離れて周り込み。
(人の熱気?熱?で温度が変わっちゃうから。なるほど!)
↑ 石を取り囲む石達。こ、これはなんだ?
ストーンヘンジみたいなものでしょうか?
(水準の場所、らしい。)
私「わたあめを作る機械ですか?」
小林さん「ちがいますね」
(雨量計、らしい。)
露上の中には、季節の花がたくさんありました。
もちろん鑑賞用ではなく、観測用です。
梅の花が綺麗だったな~。
※通常は露上の柵の中に入る事はできませんが、
柵自体とても低い物なので、外からでも十分に見学できますよ!
奥にあるのが桜の木。これももちろん観測用です。
普段なかなか行く機会のない「気象台」ですが、
ここは一般の方も見学が可能です。
場所によっては予約が必要な場合もありますので、
ホームページなどで確認をしてからお出かけ下さいね!!
お子さんよりも、大人の方が夢中になって見学しちゃうんだとか…!