
元・女子高生の私が今回お邪魔したのは
神奈川県立藤沢西高校。
先生、生徒さんご自慢の壁画たち。見事です。
この校舎は老朽化の為、取り壊されてしまうそうです…。
そしてやって来たのは「かるた部」の部室。
藤沢西高校は、神奈川県屈指のかるたの強豪校なのです!
まず、競技かるたどころか、かるたもご無沙汰の私。
百人一首の経験もほぼなし。
競技かるたといえば、「ちはやふる」を思い出すくらいの知識…。
激しい競技展開でケガをする人もいるという、まさに「畳の上の格闘技」。
だ、だいじょうぶなんだろうか・・・私。
部室には頼もしい一筆が書かれた短冊色紙が。
「転んでもただでは起きぬ」、いいね。
かるた部員の皆さんにお手本を見せて頂いています。
自陣にある25枚の札を早く無くした方が勝ち。
袴に襷掛けでやるのかしら。と勝手にイメージしていましたが、
これでいいのです。ジャージにTシャツでいいのです。
札を取る素振り練習を見て思いました。
だって・・・・・
うわっ、はやっ!!!!!札、飛んだ!札、飛んだ!
「パシッ」という気持ちの良い音が部室内に響きます。
ついに私はキャプテンの勝間田さんにお相手をして頂きます。
25枚ではなく、3枚です。充分です。
実は私、この日の為に「一字決まりの7句」を覚えてきたのです。
※この写真、私が勝間田さんに叱られているように見えます。(笑)
「あのさぁ、何度言ったら分かるかな?」
「すいません、もうしません」
場に置いてあるのは下の句。詠み上げるのは上の句です。
札の置く場所もきちんと決まりがあります。
7句しか覚えていないけど、この時点では割と自信がありました。
だって覚えたもん。(←・・・。)
そして試合は始まりました。
・・・・え?
まったく歯が立たず。
覚えてきた7句がまったく役に立たず。
(えーっと、どれだっけ?どれだっけ?)と考える隙も与えずに
勝間田さんの手がバシッと!それはもう華麗でした。参りました。
しかしこれはきちんと始めたらとても楽しいような気がする。
今回お話を伺ったのは、キャプテン・勝間田美帆さんと
かるた部部長・鈴木大成さん。(あだなはムーミンだそうです)
意外と男子部員も多いんです!
性別、年齢問わず楽しめる競技なんですね。
ちなみに一年生は入部したらまず、百句覚えるそうです。
何事も基本が大事なのですね。
かるた部のみなさんと。
明るい部員の皆さん!和気藹々と仲が良さそうで
こちらもとても楽しい気分になりました。
みんな、近江本選目指してがんばってね!!