
箱根湯本からバスで10数分…畑宿にやって来ました!
この一帯は箱根の伝統工芸品「寄木細工」の工房・ギャラリーなどが数多くあります。
木のぬくもりと伝統文様が生み出すシャープな模様、
これがかっこいい。私は大好きです!!
寄木細工といえば、箱根駅伝の往路優勝チームに送られるトロフィー。
今年の箱根駅伝、往路優勝した東洋大学の選手が持っていましたね。
TVを見ながら家族と「寄木細工のトロフィーってかっこいいよね』と話していたのを覚えています。
…と、私の正月話は(本当に)どうでもいいのですが、
今回はこの寄木細工の若手職人グループ「雑木囃子」を紹介する為に
私は畑宿までやって来たのです!!
訪れたのは、雑木囃子のメンバーが運営するお店「るちゑのやどりぎ」。(写真上)
「雑木囃子」は、小田原箱根寄木協同組合に加盟する
20~30代の若手後継者や職人さん達で構成している6人グループ。
神奈川文化賞未来賞を受賞した皆さんです!
技術・意匠向上を目指して、毎年オリジナル作品の展示会を行っています。
今回はグループのメンバー、清水勇太さんと石川裕貴さんにお話を伺いました。
なぜこの世界に入ったのか。寄木細工の魅力。どんな活動をしているかetc...
それにしても写真を見てビックリしませんか?
なんでしょうこのかっこ良さは・・・。
様々な種類や色の木を寄せて生まれる模様、
もっとみんなに見て知って欲しいと思っちゃいますね。
神奈川県内だけじゃなくて、日本全国、いや、世界に・・・。
・・・世界に?
私がそんな事を言わなくても彼らはすでに
パリの国際見本市に出品をしたり、海外でワークショップを行ったりと
寄木細工を世界に発信しているのです。
ケネディ駐日大使が神奈川県庁を訪問した際に黒岩県知事が
この「雑木囃子」の作品をプレゼントしたとか・・・。Cool!!
色んな素材、色の木を組み合わせてコースター作りに挑戦。
使用する色や並べ方に性格が出ますね。
みんなに監視されているようでドキドキします。
・・・ほら。(形も色もアバウトすぎる。)
続いては寄木細工のカンナがけをちょっと体験させて頂きました。
寄せて塊になっている木をうすーく削ります。
清水さんに手伝ってもらって、よいしょーっ。
削りたての木はとてもいい香り!!!
「技術の向上」「情報発信」「作品展」の3つが雑木囃子の主な活動。
若い皆さんだからこそキラリと光る、自由でポップな伝統工芸品を
まずはぜひHPでご覧ください。本当に本当にステキなの。
http://www.zoukibayashi.jp/