KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

八重桜の桜漬け。

秦野といえば桜が有名ですが、
今回はその秦野市の西部にある千村地区へ行って来ました。
千村地区で生産されている「桜漬け」は全国でも有数の特産品です。

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お話は千村若竹会加工部代表の栗原増雄さんに伺いました。
八重桜は毎年、ソメイヨシノが開花してから
2週間後くらいに収穫時期を迎えるそうです。

満開の八重桜を存分に楽しんでから収穫するのかな…と思いきや、
それは大きな間違いで、実際は7分咲きで摘み取るそうです。
(満開だと漬け込む時に花が落ちてしまうんだとか。)
桜を摘み取る時は無臭ですが、桜漬けにすると桜の匂いがするとのこと。
お話を伺った桜漬けの加工場は、桜の香りでいっぱいでした。

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右から八重桜の桜漬けを使った桜湯、寒天寄せ、蒸しパン。
このお花はすべて手作業で摘み取るんですって。
…というよりもこちらで作られている桜漬けは全てが手作業。
そんなお話を聞いた後に食べる春の味はより優しく感じますね。
歯ごたえもあってとっても美味しい。

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桜のジャムに、桜粉、桜塩。
ジャムは紅茶に入れるのがおススメだそうです。

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塩漬けされている去年の八重桜。
味見をさせていただきました。・・・・・・んー!!ごはんが欲しい!
桜の花びらを白いご飯に混ぜたら美味しいだろうなぁ~!
本当はもう一口味見をしたかったのですが、我慢をしています。
この写真は我慢をしている顔です。

若竹会では「関山」という一番濃い紅色の桜を漬けるそうです。
それが一番きれいな色になるのだとか。
4月後半に漬けたものは約一か月で完成。

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お話を伺った栗原さん、そして桜漬けを美味しく食べるレシピを
教えて下さったイワサさん。(先に載せた美味しい桜のお菓子を
作って下さったのもイワサさんです!ご馳走様でした!)

その年に漬けた桜は6月ごろから、じばさんず(JA直売所)や

秦野・渋沢駅前にある特産センターで販売されます。








































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