KANAGAWA Muffin - Fm yokohama 84.7

宮本亜門演出 「耳なし芳一」 @KAAT神奈川芸術劇場

先日、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)が
熊本で行っていた英語授業を筆記した、
学生さんのノートの写しが発見されましたね。

作家・小泉八雲といえば「耳なし芳一」です。

ちょうど今回のKANAGAWA Muffinは
4/13(土)~4/21(日)までKAAT 神奈川芸術劇場で上演される
NIPPON文学シリーズ第3弾「耳なし芳一」を紹介。
演出を手掛ける宮本亜門さんにお話を伺ってきました。

八雲=松江のイメージが非常に大きいですが、
実は日本に渡ってきて、一番最初に降り立ったのは横浜。
今回、KAATでやらずにどこでやる?と言いたくなるほど
「耳なし芳一」にピッタリな場所なのだそうです。

大人になってからの「耳なし芳一」は
子供の頃に読んだ時に感じた感覚とは
どうも大きく異なるような気がします。
「目に見えないもの(亡霊、お化け、あの世)」が
子供の時に感じた「単に怖い物」ではなく、
今や大人になった自分の心の闇に潜んでいる
「あえて目に見えないようにしているもの」でもある気がしてしまいます。
モヤモヤしながら、琵琶の音が鳴り響くのがまた怖いんだよなぁ~(ノД`) 

…とかなんとか、
深い事をいちいち考えながら観てもアレですので(笑)
もっと純粋に、八雲ならではの「表からみた日本」の素晴らしさ
そして八雲本人や、パペットまで登場するという
亜門さんならではの演出をお楽しみ下さい!

Muffin

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