神奈川県立金沢文庫 で開催中の企画展
「金沢八景いま昔」のご紹介でした。
横浜市金沢区在住、楠山永雄さんのコレクション初公開。

浮世絵、古写真、絵葉書・・・沢山ありますが
個人的には湘南電鉄（現在の京急）が開通した当時の
観光パンフレットのコレクションがおすすめです。

今と違って写真ではなく、イラストで描かれているものが殆ど。
カラフルなパンフレットがズラーッと並んだ姿は圧巻です！

古い物で大正時代、昭和初期の物もあるのですが、
時代によって人々の間で流行っていた
休日の過ごし方が見えてきます。横文字が増えたりとか。
これを１つ１つ見ているだけで、
１時間くらいあっという間に過ぎてしまいそうな…。

これから電車に乗る時、観光名所に行く時、
目についた綺麗なパンフレットを取っておけば、
何十年後には超貴重な資料になっている・・・・かも？



「とにもかくにも金沢区に関する物なら何でも集めたい！」
これは「コレクター」ならではの感性ですよね。
お話を伺った金沢文庫・学芸員の山地さんが
『研究員だったら特に目も留めないような些細な物まで
楠山さんはきちんと保管しているんです。』
と仰っていたのが印象的でした。
６月３日まで開催中です！

momo