おはようございます！ADモーリーです。

昨日の7時台にお送りしたGood To GOでは、
「キャンプでスポーツカイト」をピックアップ。


キャンプアンド＆アクティビティマガジン
「GARVY」で連載中の企画「激撮妄想 野外CAMPプレイ」。

毎回美女をキャンプに誘って、
その様子を井手さんが恋人気分で激写！
アウトドアの魅力を楽しんでもらうとともに、
あわよくば惚れさせてしまおう！という公私混同（？）な企画です。

今回ゲストに迎えた美女は、
去年番組にも来ていただいた、
シンガーソングライターのMiyuuさん





向かったのは、
千葉・一宮にある「Ocean's Camp TORAMII」。
そこでキャンプと一緒に楽しんできたのが
「スポーツカイト」なんです。

その「スポーツカイト」について、
スポーツカイト元世界チャンピオンの
江見健二郎さんに詳しい話を伺いました。

スポーツカイトは
2〜4本のラインを操作しながら、
カイトを大空に飛ばすアメリカ生まれのスポーツです。

Q.僕たちが体験したのはラインが2本あるカイトでしたが
　ラインが4本あるカイトもあるんですね？
『そうですね。2本のスポーツカイトは飛行機のような動きで、
　４本の方はヘリコプターのような動きをして、
　平面上で止まることが出来たりするんですね。
　ラインの数が増えるとそれだけ難易度も上がります。』

Q.今はどんなところでスポーツカイトが楽しめるんですか？
『オススメなのはビーチが一番風の抜けがいいですし、
　広い浜が最高に楽しめる場所なんですけど、
　近くに浜がないときは、障害物が少ない河川敷や、
　周りに高い木やビルがなければ、大きな公園でも楽しめます。』

Q.そもそもスポーツカイトはどのような経緯で生まれたんですか？
『元々は第二次世界大戦中にアメリカが凧に的を書いて
　射撃の訓練用に使用していたのが始まりなんですね。
　それが90年代に入ってからだんだんとスポーツ化して、
　アメリカで普及していったっていう経緯ですね。』



Q.元世界チャンピオンの江見さんですが、
　世界大会ではどのようにして競うんですか？
『シンクロナイズドスイミングとか
　フィギュアスケートのように、
　音楽に合わせて動きを表現する競技なんですね。
　スポーツカイトの場合だと、流れている音楽を
　カイトを使って空で表現するんですね。
　それを後ろから見ているジャッジが採点します。
　ソロ、ペア、3人以上上限なしのカテゴリーがあって、
　我々は6人チームでやっていました。』

Q.江見さんが世界チャンピオンになった時は
　どんな大会だったんですか？
『我々は1998年のフランス大会で優勝したんですけど、
　日本でスポーツカイトを練習しているときの風の状況と
　全然違ったんですね。とにかく風が強かったです。』

Q.「アフターショック」というチームを率いての
　優勝ということですが、日本チームが優勝するのは、
　初めてのことだったそうですね。
『過去に日本のチームが優勝するってことはなかったので、
　自分でも快挙だったと思いますね。』





Q.スポーツカイトはどこの国が盛んなんですか？
『80年代、90年代はやっぱりアメリカが
　ダントツの勢いで盛り上がっていたんですが、
　00年代になるとヨーロッパ、
　例えばイギリス、ドイツ、フランスでとても盛り上がって、
　今でもフランスなんかは一番盛り上がってるんじゃないですかね。
　やっている人口も多いですし、
　フランスだと1週間開催されるカイトのイベントがあるんですけど、
　1日10万人のお客さんが見にくるんですよ。』

Q.日本での盛り上がりはどうなんですか？
『日本は全国各地に昔からの凧の形っていうのがそれぞれあって、
　地域によって形、大きさも違って、
　文化としてはとても深い歴史があります。
　スポーツカイトは2000年代中盤までは、
　日本でも盛り上がっていたんですが、
　楽しめる場所の制限が出来てしまって、
　スポーツカイトの人口は減って来てしまったんですが、
　今だんだんと盛り返してるのかなっていう気もしますね。』

Q.キャンプ場とかでも楽しめますか？
『そうですね。
　キャンプ場でも広い空き地があれば出来るとこもあります。
　でもどちらかというと、
　山間よりも海沿いとか川近くの方が楽しめると思うので、
　そういう所に遊びに行く時にカイトを持って行って、
　ちょっと風があるなって思ったら、
　カイトを広げて楽しんでもらえたらいいですね。』

少し先になりますが、
5/16,17に茅ヶ崎で開催予定の
「PACIFIC Beach FESTIVAL」にて、
スポーツカイトの体験が出来るようです！要チェック！