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【トヨタ・アルファード/ヴェルファイア】高級ミニバンの○○はこんなにスゴイ!(レポート:藤本えみり)

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トヨタ・アルファード/ヴェルファイア
価格:319万7782円~703万6619円
トヨタ関連情報
トヨタ公式サイト
 
トヨタの新型アルファード/ヴェルファイア試乗会が横浜で開催され、姉妹サイトAuto Prove編集委員の松本晴比古さんと一緒に参加してきました。

 

新型アルファード/ヴェルファイアのキーワードは、「大空間高級サルーン」だそうですが、最新の高級ミニバンはスゴイことだらけ! 私、驚きの連続でした。
 
まず試乗したのは、アルファード・ハイブリッド車(2.5リッター)の新グレード「エグゼクティブラウンジ」。こちらはお値段約700万円。試乗する前は、「えっ、そんなに高額なの?」と思ってしまったけど…。
 
アルファード20150217_082042 まずはアルファードに試乗してみました

この「エグゼクティブラウンジ」は、なんといっても後席のシートがスゴかった。シート幅を約100mm拡幅し、伸縮機能のあるオットマン付き。さらに格納式テーブルも装備されているから、アームレストが太い。こんなに大きくて贅沢なアームレストは私初めて見ました! 実際に座ってみると、他にはないシートの広さとゆとり、でも体はしっかりと支えてくれるので、電動オットマンで足を伸ばしながら、悠々としたドライブが楽しめるんです。


 
ちなみに「このシートをまずはどうしても体験したい」との私のワガママから、運転手は松本さんに。エグゼクティブラウンジシートの快適さは、女社長かお嬢さまになった気分。思わず松本さんを「じいや」と呼んでしまったほどです(笑)。「まるで雲の上にいるかのような、ゆったりとした優しい乗り心地」とじいやに話したところ、「この心地よさは、クラウン(ロイヤル系)の乗り心地。昔から、日本人が心地よいと感じる乗り心地なんだ」と教えてくれました。「これが日本の高級車の乗り心地なんだ」と思うと、日本のクルマはスゴイなって素直に感じます。
 
20150217_083701 リヤシートの快適性に思わずスーパーくつろぎモード発動です

ここまで気持ち良いと運転しなくてもいいかも、なんて思ってしまったぐらいですが(笑)、途中でじいやと交代。私も運転させてもらいました。まず感じたのは滑らかな加速、そして停止する際も優しく止まってくれる。高速道路ではもちろんでしたが、ストップ&ゴー(低速)でのクルマの動きも優しい。運転していても、ラグジュアリー感を感じました。
 
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続いては、ガソリン車の試乗。アルファードSA(3.5リッター6速オートマ)と、ヴェルファイアV(2.5リッターCVT)。このガソリン車を運転してみたら、先ほどのハイブリッド車とは乗り味が違うなと感じたんです。もっとキビキビするような走りだなって。私の感覚では不安なので、この違いがどうなのか?は、ザ・モーターウィークリーの番組内でゲストの石井昌道さんにも聞いていますので、そちらもぜひ。
 
ヴェルファイア20150217_130220 こちらはヴェルファア。グリルなどフロントマスクが異なります

ただ、ハイブリッド、ガソリンとも運転してみて思ったのは、やっぱり静かだなってことと、大きさを全く感じなかったこと。このサイズだと私はちょっと躊躇するかな、なんて心配は一切いらなかった。扱いやすかったのにも驚きでした。


 
さらに今回のアルファード/ヴェルファイアには、「世界初」の機能が沢山付いています。最大で1160mmスライド可能な「助手席スーパーロングスライドシート」は、レバー操作で、助手席がリアエリアに瞬時に移動してくれるというもの。トヨタの方からは「助手席に座っているお母さんが後席の子供の面倒を見ることが出来ます」と教えてもらったけど、私なら、「デート中車内で喧嘩になった時に、助手席シートをスライドさせられれば便利だなー」と思ってしまった…。
 
20b93a752332aa29f6019d3e36bbc58a 助手席のスーパーロングスライド機能を試してみた

そして、事前予約してスマートキーを携帯し車両に近づくとスライドドアが自動で開いてくれる「スマートエントリー&プッシュスタートシステム」も世界初。これはとにかく便利だし、「おかえりなさい」的な日本のおもてなし感も感じて、私、感動しちゃった機能です。他にも、駐車支援システム「インテリジェントパーキングアシスト2」、ドライバー目線でクルマを透かしたような映像を表示する機能が付いた「パノラミックビューモニター」なども。


 
あっ、そして個人的に気になったのが、「LEDルーフカラーイルミネーション」。全16色のバリエーションがあり4段階に調光出来るものなんですが、同じ青でも、「青」「薄青」「水色」「空色」とバリエーションがあったり(細かい!)、「桃」「八重桜」「ソメイヨシノ」なんていうカラーもあったりして、遊び心を感じます。
 
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こうやってレポートを書きながら改めて思ったけど、日本の高級ミニバンってスゴイ! ちなみにひねくれ者の私は、「それなら3列目のシートに座ったらどうなのか?」と思い、3列目シートも体験しましたが、これがまた乗り心地が悪くなかった。「売れっ子になって、いつかはアルファード(の後席)」そんなフレーズが頭によぎった、高級ミニバンの試乗会でした。
 
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