The Motor Weekly - Fm yokohama 84.7

【ミニ・クーパー】大の大人3人乗って、ミニで遠くへ行ってみた(レポート:番組スタッフZ)

新型ミニ・クーパー フロントスタイル

新型ミニ・クーパー
価格:266万円(MT)/280万円(AT)
MINI公式サイト
 
ザ・モーターウィークリー、ドライブレポート。今回はこの4月に発売された新型ミニに乗ってみた。


 
レポート担当は「今回はお前な」と指名された番組スタッフ。何でオレ? 「だって昔、ミニ乗ってたじゃん」と番組Pタカハシ。確かに乗っていたけれども、それはいわゆるオールドミニ、クラシックミニと言われる旧車の方だ。同じミニとは言ってもまったく別物。物差しにもならないけどいいのかな、とか思いつつ、番組企画「えみりのサーキットチャレンジ2014」の取材のために、新型ミニでツインリンクもてぎへと向かった。しかも大人3人(DJ藤本えみり、番組P、そして筆者Z)が乗り込んで、だ。
 
新型ミニ・クーパー 藤本えみり ヘッドスペース、ニースペースに余裕のあったリヤシートのおかげで、笑顔にもくもりのないDJえみり

「高速道路の継ぎ目でダンって来る感覚はありますけど、でも頭の上も広いし膝元も圧迫感はないですね」と、なかなかに快適なご様子。走行中も車内は静かなので、リヤシートとフロントでの会話もスムーズだ。オールドミニでは助手席との会話にも苦労したもんだが…なんて意味のない比較はやめておこう。
 
新型ミニには、切替式のドライブモードが新装備されている。シフトレバー手前にあるダイヤルを操作することで、「MID(標準)」「SPORT」「GREEN」という3モードを切り替えが可能だ。それぞれ操作すると、特にスポーツに切り替えると、それまでとエンジンレスポンスが変化した。宇都宮市街を抜けた先の山間の国道も、このモードスイッチのおかげで退屈することなく走ることができた。
 
新型ミニ・クーパー グリーンモード新型ミニ・クーパー MIDモード新型ミニ・クーパー スポーツモード

なおモード切替を行うと、それに連動してセンターコンソール周囲のイルミネーションカラーも変化する。イルミネーションは、アイドリングストップ、スタート時にも点灯消灯するなど、凝ったギミックが盛り込まれていた。
 

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また丸形のフレームで囲まれたこのセンターコンソールには、大型の8.8インチの液晶ディスプレイが装備されている。上下の黒い部分が若干残念、フレーム一杯の円形液晶装備ならさらに良かった、と思わなくもないが、新型ミニのインテリアの大きなアクセントとなっている。ナビの操作系はこの新型ミニからBMWシリーズと統一されており、BMWユーザーは戸惑うことなく操作できるとのことだ。
 
東京都内から市街地を抜けて高速道路、ワインディングまで走った新型ミニクーパー。大人3人が乗り、荷物を満載にしていても、どこでも不足のない走りを見せてくれた。機会があったら新型ミニの他のエンジン搭載車、特にスペック的には控え目のOneにも乗ってみたい。
 

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