
ポルシェ・カイエン
価格:774~1977万円
ポルシェ公式サイト
■いろんな意味でドキドキのポルシェ初体験
さて番組ドライブレポート、今回は私、藤本えみりがまたレポート担当です。今回乗るのは「ポルシェ・カイエン」です。いやー、ポルシェを運転することができるなんて、光栄というか夢のようというか、本当にザ・モーターウィークリーのDJになってよかった、続けてこられてよかったと思った瞬間です。それもこれもいつも番組を聞いてくださるリスナーのみなさまのおかげです。ありがとうございます。
えみり&カイエン。憧れの1台だったカイエンの試乗機会を得てテンションマックス!
SUV好きな私ですが、その中でもカイエンは一番、二番を争うくらいに気になってる1台なんです。
で、まずはいつものように乗る前に、カイエンについてお勉強です。試乗するのはカイエン(ティプトロニックS)で、3.6リッターのV6エンジンを搭載。最高速度は230km/h、0-100km/h加速タイムは7.8秒だとか。ふぅ、スペックを読んでるだけで、すごいクルマだなあと思ってしまいました。そしてカイエンのお値段は821万円! 私にとっては、いろんな意味でドキドキです。
カイエンの運転席に座ってみると、まず5連のメーターパネルが目に飛び込んできます。センターコンソールがダッシュボードに向かって上昇しているのも、スポーティーな感じでカッコいいですね。「これがポルシェかぁ」と、思わずウットリしていまいました。
カイエンの5連メーター
内装は茶色でコーディネイトされていましたが、濃い茶色や薄い茶色と、同色でも少しずつ色を変えてグラデーションしてあるんです。それがまた、とってもオシャレ。
そして感動的だったのは、アクセルを踏んだ瞬間から、「ウォン」というエンジン音が鳴り響くこと。このエンジン音は、走っているときもアクセルに連動してずっと聞こえてくるんですが、低い音で心に響いてくる感じ。私、この音を聞いているだけで、気持ちが高揚しました。
あと「加速」にも驚きました。速い、もうとにかく速いんです。そんな表現しかできなくてすみません。でも本当にすごい。グッとアクセルを踏むと、瞬時に加速していく。そしてその時に全くショックを感じないから、心地良くてクセになっちゃう。
■高速道路を走りまくってカイエンを楽しんだ
今回のカイエンとのドライブは当初、「海沿いに行こう」と計画していました。でも、この加速の気持ち良さをもっと味わいたくなって、高速道路を乗りまくるプランに変更です。
まずは中央道を八王子まで往復して、次に都内から東名高速を往復、その後は首都高に乗ってぐるぐるとドライブ。高速道路の合流が本当に楽しかった。こんなドライブ、初めてでした。
とにかく運転するのが楽しくなるクルマ
ちなみにカイエンのボディサイズは、全長484cm、全幅194cm、全高171cmですが、走っていると「大きさ」を感じないんです。私でも、首都高を余裕持って運転することができましたよ。自分でも不思議だな(笑)。そういえば、青山のファミレスの駐車場に入ったときも、意外とキツキツではなかったなぁ。
室内はとてもゆとりがあるので、家族や友達みんなでのお出掛けも楽しいだろうなと思ったんですが、私、このクルマとなら1人でドライブに行きたいです。なぜかと言えば、心から「運転が楽しい!」と思わせてくれるクルマだったから。
走りの心地よさをじっくりと感じながら、自分の趣味を堪能する休日を過ごしてみたいです。「カイエンに乗って、日本中の美術館を巡る休日」がしてみたいですね。「セレブですかっ?」と突っ込まれそうな、ものすごく贅沢な話ですけど、カイエンがあったら休日が待ち遠しくなるだろうなぁ。
最後に余談をひとつ。フェイスブックにカイエンと一緒に写っている写真をアップしたら、「なんか顔が似ているね」というコメントをいただきました。クルマに似ている、と言われたのは生まれて初めてのことでしたけど、カイエンなら嬉しい。
というかむしろ、「光栄です!」って感じでした。ところでこれって間違いなく、褒め言葉なんですよね?