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プジョー3008 Part1 欲張りな感じが私にそっくり?とっても便利なんだ~って実感

ザ・モーターウィークリー、DJの藤本えみりです。番組内の「えみりのクルマでボンジュール」、聴いていただいてますかー?

 

あのコーナーと連動しながら、フランス車やフランスにまつわることをお伝えするスペシャルブログ。こちらでは私なりのインプレッションやドライブレポをアップしていますが、今回のパートナーはプジョー3008です。

 


 

プジョー3008、最初にスタッフから車名を聞いたときに、「え、3008?」って聞き返しちゃいましたよ。だってプジョーの車名というのはこの間乗った508だったり、もう名車になるのかな205みたいに数字3桁ってイメージがあったから、「え、数字がよっつ?」って。実はプジョーとしては1007、4007に続いて3台目となる4桁数字の3008。車名にゼロがひとつ増えた、たったそれだけのことで3008は他のプジョー車とはちょっと違ってるのかな? より個性的なのかなーなんてことを考えちゃいました。

 

実際に目にした3008。ちょっと背が高くてボリュームがあるけど、でもラインがスマートだからそんなに大きく見えない。なんかカッコかわいいフォルムがいい感じだなあ。事前にウェブサイトなどで勉強していたとおりに、この3008はワゴンやSUV、そしてスポーツクーペやサルーンの良さを融合したマルチパーパスなクロスオーバーカーなんだとか。

 

 

だからフォーマルなシーンから、カジュアルドライブ、そしてアウトドアのレジャーユースまで幅広く使えるのがセールスポイント。ひと言で現すなら、1台で何でもできちゃう欲張りなクルマってところなのかな。私もレストランで「あれも、これも」って欲張りなタイプだから、3008クンとは気が合いそうだなぁ。あ、クルマに“クンづけ”するのは私の仕様なので気にしないでくださいね(笑)。

 


 

どこにでも行けちゃう欲張りな3008と一緒に出かけるなら、さてどこだろうなーって考えて、行き先は茨城の水郷地区や千葉の海岸線ドライブにしてみた。夏の濃い緑の中で癒やされながら、そして開放感のある海の近くをドライブする。ちょっと予定を詰め込み過ぎた感じもするけど、3008と一緒ならこれくらい欲張りでも大丈夫。気持ちいいんだろうな、頭の上のパノラミックガラスルーフも開放感たっぷりだから、これはいいドライブになりそうだなあ。

 


 

都内からは高速道路を使って目的地へと急ぐ。プジョー3008に搭載されるエンジンは1.6Lターボエンジンで、もちろん高速道路でもパワフル。どうパワフルか? 私なりの言葉でインプレッションすれば、低速からギューって力が出てる感じがして、力強くて頼りがいのあるエンジンっていうのかなー。合流や追い越し加速のときに、すぐに流れに乗れるのが安心で、そして気持ち良かったー。

 

後で調べたらプジョー3008は1400rpmで最大トルクが発生しているそうだから、低速からギューって来る感じも当然なのかぁ。それを感じ取れるのって、私すごくないですか? 私のクルマセンサーもちょっとずつ鍛えられてきたのかな。なんてね(笑)。



 

さて高速道路を降りて水郷巡りの船着き場までは、街中を走っていったけど、3008は狭い道でも取り回しに気を遣わなくてよかった。たぶん運転席のシートがちょっと高めで、周囲の見晴らしと視界がいいから運転しやすいんだと思う。あとミニバンぽいクルマはハンドルが水平に近く、トラックみたいになってることが多いけど、3008はそうじゃない。

 

 

ちゃんと乗用車みたいなハンドルだから(うまく説明できないけど…汗)、ドライビングポジションも自然なんだな。いつもとは違う高い目線と、いつも通りの自然なドライビングポジションの組み合わせ、これはかなり運転しやすいかもって思っちゃった。こういう部分もいろんなクルマのいいところの融合ってことなのかな。やるなー、3008。

 

それとこれは書いておかなきゃって思ったのが、3008は車高が高めなのにコーナーでのロールが少ないってこと。SUVみたいに車高の高いクルマはどうしてもロールしてしまうけど、3008は姿勢がフラフラすることがない。だからSUVっぽいスタイルなのに乗り味が乗用車みたいなんだろうな。

 

もちろんロールが少ないのには秘密があって、3008にはロールを抑える仕掛けがあるんですよ! 車体の姿勢を制御するダイナミックシャーシコントロールシステムが採用されてて、ロール、ピッチング、バウンスを抑えてるんだって。だからSUVみたいなクルマなのに、ハンドリングは乗用車なんだとか。納得! で、藤本のどこかで聞きかじったような話じゃなくて(笑)、もっと詳しくこのシャシーコントロールシステムについて知りたい人は、オートプルーブのこの記事を読んでみてください。

 

さて今度は撮影の合間に室内をいろいろと私なりに評価してみた。まずはフロントガラスが前に出たキャビンフォワードだから運転席と助手席に座ると、かなり広々と感じられる。まあこれは予想どおりかな…なんて、ちょっと生意気なことを言ってみたりして。

 

で、驚いたのはリヤシートの快適性。足元が広いのはもちろんワゴンテイストだから頭の上にも余裕がある。さらにガラスルーフ装着なので、もうその開放感と言ったら! うーん、これ運転するのもいいけど、誰かに運転してもらってリヤシートに座って行くのもいいなあ。

 


 

そして3008で私が一番、気に入ったポイントはリヤのテールゲート。上下二分割になってるから、下側のゲートはピックアップトラックみたいにパタンと開いて、ベンチシートみたいになるの! これが、すごくいいんですよ。例えば海沿いの景色のいい駐車場でここに座って夕日を眺めるとか、ステキじゃないですか? 夜景のきれいなスポットで彼とふたりでここに座ってるのもいいし、花火大会に行って「ここは二人だけの特等席だね」なんて言われたりしたら、キャー! ……はい、妄想が過ぎました(笑)。

 

 

でもこの分割式テールゲート。ベンチみたいに座れるのはもちろんだけど、高さが3段階に調整できるフロアボードとの組み合わせで荷物の量によってラゲッジスペースをアレンジできる。それもすごく便利かもしれない。こういう部分も幅広く使えるクルマって感じがするな。

 

キャンプみたいなアクティブドライブはもちろん、郊外も街中もそしておしゃれなスポットだって、いろんな場所にいっても景色にマッチするのが3008のいいところだって分かった。

 


 

あれもこれもでいろんなクルマの良いところを組み合わせた3008、最初は「欲張りすぎだぞ」って思ってたけど、乗ってみるとその欲張りな感じが楽しさにつながっていた。正式な読み方は分からないけど、私の中では「サンマルマルハチ」どころか、「サンマルマルマルマルマル…ハチ!」って、一杯マルあげたくなっちゃった。私にピッタリの◎なクルマ、見つけちゃったかも。

 

 

プジョー 3008 公式サイト

プジョー 公式サイト

 

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