博士じゃ。
今週は、ボラのジャンプのウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
堤防や河口エリアで釣りをしたことがある人なら
一度は、こう疑問に思ったことがあるはずじゃ、
「ボラはなぜ跳ねるのか」と。
ボラがなぜ跳ねるのかは、専門家による研究も少なく
まだ解明されていない部分も多いんじゃが、
大きく分けて、4つの説が考えられておる。
1つ目は、寄生虫の駆除。
水面に体を強く打ち付ける衝撃を利用して、
体についた寄生虫や汚れを落としているという説じゃ。
2つ目は、肉食の魚に追われたり、何かに驚いたりしたときに
回避行動としてジャンプするという説。
3つ目は、単なる遊びや習性の一部として跳ねているという説。
そして、4つ目が一番有力なんじゃが、
酸素補給のためにジャンプしているという説じゃ。
これは、1985年に
アメリカ人の魚類学者が出した論文で示された仮説で、
論文の中では、水中の酸素の量が減ると
ボラの跳ねる頻度が高くなる傾向があると
書かれているんじゃ。
また、ボラが着水するときの体の向きにも注目していて、
ボラが跳ねるときに、体を横向きにしたり、
上下逆さまになったりして着水することがあるが、
これは、エラの後ろにある
空気をためる袋状の部分にためた空気を入れ替えるために
体を回転させているのではないかと考察されているんじゃ。
ただ、いずれもまだ仮説で、はっきりとは解明されておらんのじゃ。
ちなみに、釣り人の間では、
ボラが単発で激しく跳ねる場合は、酸素不足のジャンプなので
周囲に釣り人が狙うシーバスなどの天敵はいないくて、
逆に、群れでバシャバシャと跳ねている場合は、
フィッシュイーターに追われているサインなので、
ルアーで狙うチャンスだと言われることもある。
信じるか信じないかはアナタ次第じゃが、
ボラを信じて、狙ってみるのもいいかもしれんのぉ。