博士じゃ。
今週は、エソを使ったビールのウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
本来は美味しく食べられるにもかかわらず、
知名度の低さ、水揚げ量の少なさ、
傷やサイズの不揃いといった理由で市場に出回らず、
廃棄されたり安く扱われたりする魚を
「未利用魚(みりようぎょ)」というが、
最近、この未利用魚の活用がいろいろな形で進んでおる。
その中でも今日はユニークな取り組みを紹介するのじゃ。
その名も「エチゴエソエール」。
魚の「エソ」を使った、クラフトビールじゃ。
魚を使ったビールというだけでも驚きじゃが、
エソのどことなく爬虫類っぽい見た目が、
さらにこのビールにインパクトをプラスしておる。
エソは、かまぼこなどの
練り物の原料としては高級品じゃが、
小骨が多く、家庭での料理には向かないため、
未利用魚となる場合が多い魚じゃ。
ヒラメやマゴチを狙っていると釣れることもあるので、
釣り人にはお馴染みの魚じゃが、
やはり小骨が多いので、
釣り人にも嫌われがちな魚じゃな。
そんなエソを使ったビールを開発したのは、
新潟県柏崎市でエソの加工に取り組んでいる会社
「With You」と、
全国各地の生産者とともにクラフトビールを作っている
東京都の醸造会社「大鵬(たいほう)」。
ビールの製造過程で、
エソの出汁パックと粉末を使うことで
ビールを飲んだ後に「うま味の余韻」が
感じられる仕上がりになっているそうじゃ。
魚特有の生臭さがあるのではないかと思ったのじゃが、
そんなことはなく、
エソはビールの副原料として使いやすかったそうじゃぞ。
この「エチゴエソエール」は
先週末にイベントで販売されたそうじゃが、
今後、さらなる展開があるのか楽しみじゃな。
そして、エソに続く魚ビールは登場するのか、
こちらも楽しみじゃ。