博士じゃ。
今週は、「世界三大漁場」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
世界中にある漁場の中でも、特に漁獲種が多く、
良い漁場が安定的に形成される海域として、
「世界三大漁場」と呼ばれる場所があることを
知っておるかのぉ?
しかも、この「世界三大漁場」のうちのひとつは、
日本にあるんじゃ。
「世界三大漁場」とは、すなわち、
ノルウェー沖、
カナダ・ニューファンドランド島沖のグランドバング、
そして、三陸・金華山(きんかさん)沖じゃ。
三陸・金華山沖は、寒流の親潮と、
暖流の黒潮がぶつかる潮目であることに加えて、
三陸沿岸に連なるリアス式海岸や、
点在する島々が、魚の絶好のすみかになるので、
非常に豊富な種類の魚介類が水揚げされるんじゃ。
とくに有名なのは「金華サバ」や「金華カツオ」といった
「金華ブランド」の魚で、上質な脂がノリつつ、
身が引き締まっているのが特長なんじゃ。
さらに、リアス式海岸は山地が
海の間近まで迫っているので、
森のミネラルをたっぷり含んだ水が絶えず海へ流れ込み、
海水と混ざりあうことにより、
世界有数の植物プランクトンの発生地となっているんじゃ。
プランクトンを食べて育つ「かき」や「ほたて」
「ほや」にとっては、極上の環境が整っているんじゃな。
もちろん金華山沖は釣り人にとっても、
豊富な魚種と大物を狙える憧れのスポット。
石巻市の漁港から遊漁船も出ているので、
旅行がてら釣りに行ってみたいものじゃな。