博士じゃ。
今週は、「青いタコ」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。
東京湾ではいよいよ6月1日からマダコ釣りが解禁になるが、
ガラパゴス諸島近海の深海からは、
こんなタコの話題が届いておる。
水深1773メートルで、新種の「小さな青いタコ」
を発見したというニュースじゃ。
深海にはまだ人類が見たことのない生物が
数多く潜んでいるんじゃが、
今回発見されたゴルフボールほどの小さなタコは、
その“未知の深海”を象徴するような新種だったんじゃ。
というのも、深海で暮らすイカやタコなどの頭足類の多くは、
光がほとんど届かない環境に適応して、
体の色は透明か暗い色に進化していることが
多いんじゃが、このタコの色は、青。
自然界の生き物にとって、青い体色は極めて珍しく、
青い色素を体内で作り出せる動物はごくわずかなんじゃ。
実は、このタコは、背中側は淡い青に見えるんじゃが、
腹側や腕の内側は濃い紫色をしておる。
現時点での仮説では、
タコが深海に多い発光する生物を捕まえた時に、
その光が漏れると捕食者に見つかってしまう危険があるため、
紫色の腕や膜で獲物を覆って、
光を隠している可能性があるそうじゃ。
深海は、未知の生物の宝庫。とてもロマンがあるのぉ。
ワシも久しぶりに深海釣りに行きたくなってしまったのじゃ。