The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識 『チゴダラ(ドンコ)』のウンチク

博士じゃ。
今週は、「チゴダラ」のウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

チゴダラは、東北を中心に「ドンコ」と呼ばれて
親しまれている魚で、
褐色で、アゴにはヒゲが1本あって、
ナマズのような、オタマジャクシのような
見た目の魚じゃ。

肝が絶品で、
人参、ゴボウ、大根、豆腐などと一緒に
ブツ切りを放り込んで、
味噌で味を整えた「ドンコ汁」は
福島県や岩手県の代表的な冬の郷土料理で
とても美味しいんじゃ。

水深500メートル前後の
深海から浅瀬まで生息する魚なんじゃが、
東京湾でも、港や防波堤で根魚などを狙っていると、
たまーに釣れることもあるんじゃ。

実はあまり生態が分かっていない魚で、
深海にすむ「チゴダラ」と、
浅場にすむよく似た魚「エゾイソアイナメ」は
別種だと考えられていたんじゃが、
実は同じ種だと判明したのは、
つい最近のことなんじゃ。

それどころか、チゴダラは
近年まで、繁殖可能な成熟個体が
自然界では見つかっていなかっため、
産卵場所や、産卵の生態なども分かっていない
謎多き魚だったんじゃ。
zそんなチゴダラの産卵に関する謎を
福島県いわき市の水族館「アクアマリンふくしま」が
世界で初めて解き明かしたというニュースが届いたのじゃ。

この研究では、岩手県沖で採取した
未成熟のドンコ71個体をアクアマリン福島で飼育。

繁殖行動や産卵期、産卵時間、
生殖器の発達を観察することに成功したそうじゃ。

観察の結果、産卵するのは夜間に限定されていて
1個体が複数回にわたって産卵すること、
産卵の頻度が最も多い3月には、
3日に1度産卵することも判明したそうじゃぞ。

この研究結果は、
ドンコの個体数を増やす手掛かりとなるということなので、
期待したいのぉ。
top