The Burn - Fm yokohama 84.7

釣り博士のマメ知識「釣りの結果を学術論文に」

博士じゃ。
今週は、「釣りの結果を学術論文に」…というウンチクじゃ。
心して聞くのじゃ。

琵琶湖・淀川水系に固有の「ハス」という魚を知っておるかのぉ?」

最大で体長30センチ近くになるハスは、
国内で唯一のコイ科の魚食魚として知られておる。
琵琶湖でブラックバスを狙っていると
ゲストで釣れることもあるが、
最近は、ハスを本命として狙うルアーフィッシングも
人気になっておるのぉ。

そんなハスじゃが、琵琶湖での漁獲量は
40年以上にわたって減少傾向で、
環境省のレッドリストでも、絶滅危惧種に指定されておる。

ただ、漁獲量は漁の回数や効率性の影響も受けるので、
ハスの個体数自体が減っているのかどうかは、
はっきりと分かっていなかったんじゃ。

そこで、ハスを13年間にわたって釣り続けた結果、
ハスの個体数が減少傾向にあることを、
北海道教育大と龍谷大の研究チームが突き止めて
学術誌に論文が掲載されたんじゃ。

2011年から2023年にかけて、
琵琶湖の湖岸、457地点、721件で
ルアーフィッシングの釣果などを分析したところ、
ハスの検出確率は過去13年間で一貫して低下していて、
とくに2017年前後を境に急激な低下が確認されたそうじゃ。

釣りと言えば、アソビと思われがちじゃが、
長期間にわたってしっかり記録をとって、統計学的な分析をすれば、
学術論文になることもあるんじゃな。

みんなは釣りの記録をしっかりつけておるかのぉ?
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